田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

講座の開設準備に奔走中!

2018-03-22 17:17:05 | 「めだかの学校」関連

 ここの数日、私が所属する「めだかの学校」が4月から開設する「野外講座」の開設準備のために奔走中である。昨日はあちらへ、今日はこちらへと飛び回っている。大忙しの毎日だが少しも苦とは思っていない。楽しいとさえ思える忙しさである。 

             
             ※ 薄野遊郭があったとされる南4~5条、西3~4丁目は、現在ススキノでも最も賑やかなところである。

 私が所属するシニアの学習グループ「めだかの学校」が外部の方々にも参加を呼び掛けて行う「野外講座 ~さっぽろの古を訪ねて~」の開設が近づいている。(第1回目の講座は4月27日の予定である)
 野外講座の具体的な内容については、拙ブログの2月6日付の投稿を見ていただきたい。

 野外講座を担当するのは、私を含めて3名のプロジェクトチームである。
 その3名で、過日3月16日(金)に一日かけて6回講座で訪れる現地を事前踏査で回ってきた。時間の関係で全てを回ることはできなかったが、施設のスタッフと打ち合わせをしたり、現地を確認したりすることによって、講座のイメージを具体化することができた。

 3月19日(月)には道民カレッジ事務局にお邪魔して、6回の講座の中で案内者やアドバイザーが固まっていない分野について、その道に詳しい方を紹介していただいた。

                  
                  ※ 豊川稲荷神社境内に立つ「薄野娼妓並水子哀悼碑」です。

 3月20日(火)には札幌市生涯学習センター(ちえりあ)に出向いて、関連図書(特に札幌市が発行する「さっぽろ文庫」)を借りてきて、関連個所を読み込むことを行っている。

 3月21日(水)には、別件で円山公園を訪れた際に、円山公園パークセンターを訪れ、私たちの中で最も懸案となっている初代開拓判官:島義武が札幌の街づくりを構想したといわれる「コタンベツの丘」を特定する材料がないかどうかを尋ねた。
 特定するアドバイスはいただけなかったが、コミック本の「島義勇伝」を紹介された。コミック本とはいっても各界の権威が監修の任にあたっているので、史実に忠実と思われる。その中に、非常に興味ある場面があったので、帰りにそのコミック本を買い求めた。
 関連図書の記述、コミック本の内容から、どうやら「コタンベツの丘」は特定できそうな感触を抱いている。

             
             ※ 今回の講座と直接的な関りは薄いが、第一ホテル前に立つ「会津藩白虎隊士飯沼貞吉ゆかりの地碑」です。

 3月22日(木)、本日は私が直接担当することになっているすすきの地区を巡り、「薄野遊郭跡」、豊川稲荷神社札幌別院内にある「薄野娼妓並水子哀悼碑」、神社に寄進した遊郭時代の妓楼の古い石垣などを確認した。
 その後、札幌市の河川事業課に赴いて「創成川・鴨々川 川めぐりマップ」を受講者分30部をいただいてきた。

 といった具合に、この数日は「野外講座」の開設準備に奔走している私であるが、この準備が私にとってはとても心楽しい時間なのだ。
 それは自分が奔走することで自分自身の知識が増えるとともに、講座の内容がより濃く、確かなものとなり、受講者に喜んでもらえるだろうという期待があるからだ。
 まだまだ準備は十分とは言えない。講座開設の直前まで準備に忙殺されそうである。
 「今になってまだ準備が十分ではないのか」と関係者からはお叱りを受けそうだが、最善を尽くし、受講者に喜んでもらいたいという思いが私を突き動かす。