田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 45 マンション建設反対の光景

2015-01-11 23:08:01 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 年末に収集した棚卸し物件はまだ残っている。ぶらり散歩を続けていると集合住宅(マンション)の数を多さに圧倒される。しかし、それが建設されるまでの裏側には数々のドラマが展開されたのだろうな~、との思いを想起させられた光景に出会った。 

 12月27日(土)、中央区の南地区、地区名でいうと伏見地区あたりだろうか?南14西16あたりを歩いているときだった。あたりは典型的な住宅街だったが、その一画に突然 「老人から太陽を奪うな! この地域に高層建築はいらない!!」 というちょっと周りの風景には相応しくない過激な看板が目に入った。

          

 しばらく行くと、また同様の看板が、そして「マンション建設反対!」の幟まで立てられていて、「あゝ、これは町内会など組織的に反対しているのだな」と思わされた。
 いわゆる「日照権」の問題が論議されて久しいが、最近の話題では北9条小学校の近くに高層マンション建設計画が持ち上がったときに、父母らの反対運動によって建設計画が修正されたという話題が耳に新しい。

          

 そこで「日照権」について付け焼刃的に調べてみると、主として次の3点が言えそうである。
  1.日照権と言っても、従前からの環境をそのまま維持するという権利ではない。
  2.一方で、所有権はその物(土地)を独占的・排他的に使用就役する権利。
  3.したがって、工事差し止め、及び賠償が認められるかは、日照侵害が社会生活上受任すべき限度を超えたか否かが問題となる。

          

 この解説では、住民の側から見ると「日照権」についてはかなり厳しい現実のようである。
 ここからは想像であるが、建築主や施工主は法的な部分はおそらくクリアして建設に臨んでいると思われる。
 地域住民は解説の1.で触れている従前の環境をそのまま維持したいという思いから反対しているのでは?と外部の者である私は勝手に判断したのだが…。
 ただ、地域住民がこれまで平穏に暮らしてきた環境に突然その環境を変えられる要素を持ち込まれることに対する不快感には共感もできる…。

         
         ※ 新しいマンションの建設用地と思われる土地が住宅地の一角にあった。

 その住宅地の端の方の一画は、既に整地され、建設を待つばかりとなっていたが、はたしてどんな結末があるのだろうか…。



《ウォーキング覚書》 
 この覚書を記すことが毎日のウォーキングを継続するうえでもの凄く大きなモチベーションになっていることを感じている。「今日はどうしょうかなぁ?」と思っていても、ともかく戸外に出ることを促してくれる。戸外へ出てしまえば、スイッチが入ってしまう。そんな冬の日々である。

 ◇1/06 12,078歩 ◇1/07 13,096歩 ◇1/08 11,781歩 ◇1/09 12,518歩 ◇1/10 11,549歩

 ◇5日間合計 61,022歩  ◇1/06~1/10の一日平均 12,204歩

 この5日間は荒天の日が多く、けっこう困難なウォークが続いた。その中でも10日のウォークは一つの特徴が現れたウォーキングだったように思う。
 この日の午後はニトリホールで開催されたイベントに参加した。ニトリホールまで往復したとしても3,000歩に満たない。そこで私は会場に向かうとき大きく迂回して歩数を稼ぐことにした。といっても歩数計を見ると5,000歩にも届いていない。当然、イベントを終えてから一万歩に達するまで、あっちをウロウロ、こっちをキョロキョロしながら、気付くと辺りは暗くなっていた。
 そんなことをしてまで一万歩にこだわる必要があるの?と云われてしまいそうであるが、まあしばらくは続けてみようと思っている。