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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

狸小路の活性化を樽商大生が?

2011-08-20 22:59:33 | 講演・講義・フォーラム等
 小樽商大生が会社を起業して狸小路の活性化のためにさまざまな取り組みを行っているという。小樽商大の近藤ゼミの取り組みを近藤教授自身から聴くことができた。

        

 私は道新ぶんぶんクラブが主催する各種講座の優等生(?)である。
 今日(8月20日)小樽商大の札幌サテライト教室で開催された道新ぶんぶんクラブと小樽商科大学が主催する「時代がよめる経済・ビジネス講座」を受講した。
 講座は「i-VACS(アイバックス)プロジェクトを通して地域の活性化を語る」と題して、プロジェクトを指導する近藤公彦教授から直接話を伺った。

 i-VACS(アイバックス)とは、ゼミの学生が考え出した造語だということであるが、Interactive(双方向)、Visualized(視覚的)、Areal(地域の)、Community(コミュニティ)、Service(サービス)の頭文字を組み合わせた言葉だそうだ。
 その意味するところは、仮想空間と現実空間を結びつけることで、現実の地域(街区)に人の賑わいを取り戻し、地域活性化に貢献しようとするプロジェクトだそうです。

 具体的にはi-VACS株式会社が自社のホームページ上に「狸小路活性化プロジェクト」というサイトを設けて、その中で狸小路の商店街から提供されるクーポンを発行したり、店内の動画を紹介したりとさまざまなコンテンツを提供し、実際に狸小路商店街に足を運んでもらおうとするプロジェクトということだ。

※ 悲しいかなi-VACS株式会社のHPのアドレスを貼り付けることができません。「i-VACS株式会社」と打ち込んだ上で、辿り着いてください。

 プロジェクトはそれだけにとどまらず、レコード店とフラワーショップ を仲介してコラボ企画を立ち上げたり、クラブイベントを実施したりと積極的に狸小路の活性化を試みている。
その中でも、今年で3回目となる「NOMIPON!狸deはしご酒」という狸小路はもちろんのこと、その界隈の飲食店89店の参加を得て、格安クーポンを発行し多くの人たちを狸小路に呼び込もうする取り組みを行っているという。

        

 小樽商大は「実学」を重視しているという。そして、この取り組みは実学そのものである。
 時には机上の空論を振り回す大学の先生に出会うこともあるが、大学で学んだことを実際の場で理論を実践の中で確認してみることは重要なことだと思う。
 小樽商大近藤ゼミの今後のますますの健闘を期待したい。

 ところで「第3回NOMIPON!狸deはしご酒」が明日8月21日~25日まで開催されるという。行ってみたいなぁ~。