田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

コミュニティFMに出演!

2011-07-28 21:49:36 | ボランティア

 ずいぶん古い話になってしまったが、7月中旬に札幌市内のコミュニティFMから要請を受けて出演した! なんでそうなったのかって? まあ読み進めてください。 

 出演したのは市内の平岸にある「FMアップル」というコミュニティFMである。そのFMアップルに番組を持つ市立大通高校メディア局から出演の依頼を受けたのだ。
 市立大通高校メディア局では毎週木曜日の16時~17時の一時間の番組を自主編成して放送している。その番組の7月14日(木)のゲストとして呼ばれたのだ。

        
        ※ アップルFM局のスタジオの前室である。

 詳しい経緯は聞かされていないのでここからは私の想像の域だが、メディア局の生徒が番組編成で思案していたところへ「くらしと緑化」コース担当のOO教諭が「こんな人がいるよ」と紹介したのだと想像される。
 「くらしと緑化」コースの生徒たちと私がコラボしたことは以前に拙ブログでレポートした。(そのときの投稿はコチラ  )
 メディア局の代表の生徒の丁重な出演要請を断る理由はなく、快諾し出演することになった。

 事前にメディア局の方から、放送の中で聞きたいことについて連絡があった。それは次のとおりである。
Q1.丸尾さんはふだん何をしている人ですか?
Q2.どういった経緯で「くらしと緑化」に関わられたのですか?
Q3.「くらしと緑化」に関わって良かったことは何ですか?
Q4.生徒のイメージはどうでしたか?
Q5.大通高校生にメッセージを!
 
 一応の答えを準備して、当日平岸のFMアップルに向かった。
 FMアップルは平岸の街中のビルの2階にあった。
 メディア局の生徒は6人ほどが来ていた。番組の最初30分は大通高校の学校生活を紹介し、後半30分が私の出番ということだった。
 前半の様子を聞いていると、生徒たちは慣れた様子で軽やかに番組を進めていた。

        
        ※ スタジオ内で準備をする大通高校メディア局の生徒たちです。

 私の出番である。
 生徒たちの軽やかなトークに、オヤジの重たいトークが絡む。生徒たちも相当にやりにくかったのではないか。
 しかし今さらどうにかなるものではない。かまわずオヤジトークで通すより他なかった。
 どれくらい重たかったかというと…。
 最後のQ5.大通高校生にメッセージを!の要請に対する私の答えを紹介してみる。

 私は昨年、大通高校を見学する機会に恵まれました。その時、校長先生や教頭先生から大通高校のことについていろいろお話を伺いました。
 お話を聞いていて、「これまでの高校とはかなり違って、いろいろなことに積極的に取り組もうとしている学校なんだ!」という思いを強く持ちました。
 例えば、社会人と一緒に受ける授業があったり、「くらしと緑化」コースのように地域に働きかける授業があったり、こうしてFM番組を作らせてくれたりと…。きっと私の知らないことでもっともっとたくさんのことが学べる学校ではないかと思っています。
 そのような素晴らしい学校にみなさんは通学しているのですから、ぜひいろいろなことに積極的にチャレンジしてほしいと思います。たくさんの経験を積むことがきっと将来のあなたたちにとってプラスになるはずです。
 実は私は学生時代に大学を一年間休学して、ヨーロッパ・アジアの国々を放浪して歩いた経験があります。当時はまだまだ海外旅行か盛んではなかった時代でしたから、みんなが反対しました。しかし、私にとって自分の目で外国を見てみたいという夢を実現するために、例え失敗しても取り返しがつくと思い実行しました。
 私は若き日にそうした経験ができたことが、今の自分に繋がっていると思っています。今回、大通高校の「くらしと緑化」のみなさんと知り合えたのも、自分から積極的に捜し求めた結果、みなさんにお会いすることができたと思っています。
 私の好きな言葉に「叩けよ、さらば開かれん」という言葉があります。
 「やってみたい」と思うことに積極的にチャレンジすることで、次に進む路が見えてくることがあります。高校生のみなさんには、ぜひとも「やってみたい」ことに躊躇することなく積極的にチャレンジしていただきたいと思います。

 う~ん。重たいなぁ~。くどいなぁ~。
 でも生徒たちは真剣に聞いてくれ、しっかり受け止めてくれたように思えた。(それは私の欲目か?)
 私にとっては貴重な経験ができたコミュニティFMの出演だった。