田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

市立大通高校生と楽しくコラボ

2011-07-01 20:50:09 | ボランティア
 市立大通高校生に育ててもらっていたアルテルナンテラの苗をこのほど“ART”文字の周りに定植しました。高校生との一緒の作業はほんの短い間でしたが楽しい一瞬でした。 

 素直な高校生だった。
 心優しい高校生だった。
 彼らとの一瞬の触れ合いが私にはとても貴い一瞬だった…。

        
        ※ 活動を終え「くらしと緑化」コースの生徒全員集合

 私が冬越しさせ、挿し芽で増やしたアルテルナンテラの苗を広いところで大きくしたいと思っていたとき、救いの手を差し伸べてくれたのが市立大通高校だった。(その辺りの経緯については私の4月19日付のブログに詳しい。こちらをクリック 
 4月18日に苗を大通高校に搬入して以来、大通高校の「暮らしと緑化」コース専攻の生徒さんがW先生の指導のもと育ててくれていた。

 苗は何故かあまり大きくは育たなかった。その原因は彼らにあるのではなく、どうやら私の挿し芽の技術や使用した倍土によるものではと私は推測している。
 期待していたように大きくは育たなかったが、小さくても花壇に定植することにした。
 28日(火)朝、「暮らしと緑化」専攻コースの生徒10名が苗を抱えてやってきた。

 私から苗を移植するコツを簡単に伝え、あらかじめ植えるポイントに割り箸を立てておいたので、そこに苗を植えていってもらった。
 作業をしながら彼らと話をした。
 仲間内と話すときはけっこう乱暴な言葉を使っていた彼らも、私と話すときはしっかりとした話し方ができた。彼らから聞いたこと…。
 ◇「くらしと緑化」の学習は一週間に一度の学習だということ。
 ◇学習は実習が主体であるということ。
 ◇学校の菜園で栽培している作物を材料にしての収穫祭が楽しみだということ。
などなど、わずかな時間の会話を楽しんだ。

        
        ※ 定植作業に励む生徒たちです。        

 こうした地域へのボランティアを高校生のような若者と一緒にできることは何よりも心楽しく、貴い時間である。
 もっと違った形で何かができないだろうか、と思ってしまう…。