ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙のコラム「私見卓見」が伝える「AIのリスク抑制へ国際協力を」を拝読しました

2019年01月18日 | 日記
 2019年1月16日に発行された日本経済新聞紙の朝刊中面に載ったコラム「私見卓見」が伝える見出し「AIのリスク抑制へ国際協力を」を拝読しました。

 このコラムは、中面の「経済教室」の脇に載る、なかなか示唆に富んだ意見を短く載せるコラムです。小粒なコラムなのですが・・。

 今回は、国連大学政策研究センターのエレノア・パウエルス氏が寄稿しています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版も見出し「AIのリスク抑制へ国際協力を エレノア・パウエルス氏」と伝えています。



 今回のご指摘は、AI(人工知能)を個人の生活や経済活動に応用する動きが広がっている、国家安全保障にもAIを活用し始めていると解説します。

 ただし、使い方を間違えると、個人情報の悪用による人権侵害や監視国家体制の台頭などの意図しない結果を招く可能性があると指摘します。

 膨大な量のデータを分析するAIは、非常に便利なツールだが、そのガバナンスを整備していくことが、大きな挑戦になっていると語ります。

 このAIは、人間の差別や人権侵害を拡大するツールにもなるからだと指摘しています。

 Webサイトの空間には、公開したい情報とプライベートに隠しておきたい情報があり、これを完璧に分けることはできないと指摘します。

 中国やジンバブエなどは、国家単位でこうした技術を「デジタル監視」に役立てようとする動きが出ていると述べています。

 大量のデータを適切に管理し、最適化するかは、民主国家と独裁国家を分けることになるようです。

 とても怖い話は、AIの深層学習を用いると、「ディープフェイク」と呼ばれる精巧なウソの動画を作り出せることも大きな問題だといいます。

 この結果、「ニューヨーク市で感染症の大流行が起こっている」「過激化組織のイスラム国ISが勢力を拡大中」などのフェイクニュースをリアルにつくりだし、偽情報が広がって混乱を招くことが容易になると伝えます。

 AI技術の発展は、各国や国際機関などがお互いに信頼するにはどうすればいいのかという疑問を投げかけ始めていると指摘します。

 AI技術の発展は、差別の可能性を排除しながら、倫理的な視点を持つことが重要になります。

 国連などの国際機関などは、AI技術について(生体認証技術など)のグローバルな協力と監視体制を進めることになるそうです。

(追記)2019年1月16日に発行された日本経済新聞紙の朝刊は、「経済教室」の見出し「『70歳雇用』に定年制の壁」や、コラム「地銀波乱3」の見出し「会計『粉飾』のからくり」、記事「2040年の日本」の見出し「働く5人に一人 高齢者」などの、日本が直面する課題に関係する記事が並んでいました。

群馬県館林市などにある群馬県立多々良沼公園の多々良沼で、コハクチョウの群れを観察しました

2019年01月18日 | 旅行
 群馬県館林市と邑楽郡邑楽町にまたがって広がっている群馬県立多々良沼公園の多々良沼には、今年もコハクチョウたちが飛来して滞在しています。

 広大な多々良沼(たたらぬま)の大部分は館林市に属しています。ただし、多々良沼の北側や西側の浅瀬や水面を眺めることができる浮島弁財天の岬は邑楽町側に属しています。

 その浮島弁財天の岬から広大な多々良沼の東側岸付近にいるコハクチョウの群れを観察しました。



 今回、訪れた日は、どんよりと曇った天気の日で、気温が低く寒い時でした。コハクチョウたちまでの距離は100数10メートルあり、どんよりとした曇り空のためにコハクチョウの羽根の白さはあまり鮮明ではありません。



 コハクチョウたちは、首を身体の羽根の中に入れて休んだり、ゆっくりと水面を進んだりなどしています。

 このコハクチョウの群れの中には、羽根の色が灰色の昨年夏に産まれた幼鳥も混じっています。





 まず、この“ハクチョウたち”は大部分がコハクチョウだと推定していますが、多々良沼にはオオハクチョウもいくらか飛来します。コハクチョウとオオハクチョウの区別はできていません(野鳥観察愛好家としての力量不足で)。



 この浮島弁財天から、北側に広がる多々良沼の浅瀬では、ヒドリガモやカルガモなどが休んでいます。曇天のために、カモたちの羽根の色も鮮やかさが足りません。

 多々良沼の上空から1羽の水鳥が舞い降りました。カモメかユリカモメではないかと推測しています(見分ける観察力がないので・・)。





 Webサイトの鳥類図鑑からはカモメではないかと感じました。

 広大な多々良沼の北側部分の水面では、カンムリカイツブリが数羽、水面を進んでいます。


 


 カンムリカイツブリが数羽は、お互いに距離を保って進んで行きます。



 人気が高いミコアイサを探しましたが、残念ながら見つけられませんでした。