ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県館林市にある群馬県立多々良沼公園のガバ沼でも、コハクチョウを観察しました

2019年01月20日 | 旅行
 群馬県館林市と邑楽郡邑楽町にまたがって広がっている群馬県立多々良沼公園の多々良沼には、今年もコハクチョウたちが飛来し、冬の間は滞在しています。

 この多々良沼の西端には、“ガバ沼”と呼ばれている飛び地の小さな池があります。



このガバ沼自身は、邑楽町側にあり、以前は多々良沼とつながっていたようです。今は飛び地の沼になっています。



 コハクチョウたちの一部は、昼間はガバ沼にエサを食べに行き、夕方になると多々良沼の中に戻るといわれてます。このため、昼間にコハクチョウを観察するには、ガバ沼の方が適しているといわれています。

 前回(2019年1月19日編)に、ご紹介したの多々良沼の西側にある干潟に飛んで来たコハクチョウは、ガバ沼から飛んで来たと推定されています。

 今回、訪れた日は曇天で寒い日だったために、ガバ沼にエサを食べに来たコハクチョウの半数は、首を身体の羽根の中に入れて寒さを防ぎ、休んでいます。





 ガバ沼には、オナガガモなどのカモたちが多数、来ています。カモたちがたくさん集まるほど、エサが豊富なようです。



 ガバ沼の南側にいるコハクチョウ(あるいは一部はオオハクチョウ)たちは、水面を進んでエサを探しています。







 ヨシ原には、ダイサギも来ています。



 実は、ガバ沼の奧にある木々には、時々、オオタカなどの猛禽類が来て留まります。ガバ沼にいるコハクチョウやオナガガモなどの中に、病気などで弱った個体がいると、猛禽類が襲いかかります。このオオタカなどの“猛禽類”ファンの野鳥観察愛好家の方は、この猛禽類を撮影するために来ています。

 一見、平和に見えるガバ沼も、実際にはなかなか厳しい弱肉強食の世界になっています。