ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市の郊外にある伊佐沼の浅瀬では、セイタカシギが数羽、休んでいました

2018年10月16日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市の郊外にある伊佐沼は、10月半ばになり、農閑期に入って蓄えていた水量を大幅に減らし、沼のあちこちに浅瀬ができています。

 この伊佐沼は農業用水として水を蓄え、春からは周囲の田んぼなどに広範囲に水を供給する役割の池です。

 10月半ばになり、伊佐沼の周囲の田んぼは稲刈りがほとんど終わっています。このため、蓄えていた水量が大幅に減らしいます。北側にある蓮田から、伊佐沼の南西方向を見た景色です。



 手前の浅瀬には、たぶんコガモの群れが休んでいます。奧の岸辺にはススキが生えています。

 南北に細長い伊佐沼の北側部分にはハス田が設けられています。この蓮田(大賀ハス)は、水量が大幅に減って、干上がっています。

 干上がってできた浅瀬に、コサギなどが来て、エサを探しています。



 伊佐沼の東側の岸近くも、水深が10数センチメートルの浅瀬になっているようです。この東側の浅瀬に、セイタカシギが6羽来て、休んでいます。



 セイタカシギは脚が非常に長いという特徴を持つシギです。セイタカシギは1本脚で休んでいます(片足は羽根の中に入れています)。

 このセイタカシギの群れは、一見すると7羽いるように見えますが、左から3番目の手前にいるシギは、別の種類のシギです。

 左端以外の6羽です。この画像では、左から2番目の手前にいるシギが別の種類のシギです。



 左から2番目のセイタカシギと、別の種類のシギです。この別の種類のシギは、2本脚で立っています。



 この別の種類のシギは、タカブシギではないかと推測しています(あまり自信はありませんが・・)。

 しばらくの間は、このセイタカシギなどの群れはのんびりしていました。

 何が原因か分からないのですが、突然1羽のセイタカシギが飛び上がり、つられて1羽以外のセイタカシギと、別の種類のシギは飛び上がりました。



 伊佐沼の水面から数メートル上を、伊佐沼の南方向に飛び去りました。



 主翼を上下に大きく動かして、飛んでいます。



 なぜか、1羽のセイタカシギが残りました。



 最近は、伊佐沼にはセイタカシギの群れが時々、来ているようです。実際には、地元の野鳥観察愛好家の方によると、日によって、来ている数は大きく変わるそうです。

 伊佐沼には、冬鳥のコガモなどが飛来し、もうすぐ多くのカモ類がやって来ます。この結果、元々いるカルガモが相対的に目立たなくなっています。