ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市四賀にある踊り場湿原では、ヤマラッキョウの花が咲いています

2018年10月01日 | 旅行
 長野県諏訪市四賀にある踊り場湿原は、散策者や観察者などの人影がほとんどいない静かな湿原です。この高層湿原は、天然記念物に指定されています。

 踊り場湿原は、霧ヶ峰高原にある八島湿原などの三つある湿原の中で、一番下側にある高層湿原です。一番、地味な静かな湿原です。

 今回は、車山高原の車山肩(標高約1800メートル)などを通る山岳道路のビーナスラインでは、2輪車のツーリンググループが相次いで通過するために騒がしいので、静かな踊り場湿原を訪れてみました。

 この踊り場湿原の一番南端の底の部分は標高が1550メートルの湿原です。車山(標高1925メートル)の西側中腹にある車山肩(標高約1800メートル)付近を見上げている位置関係です。

 

 広大な湿原は、やや枯れ野風になっています。

 「池のくるみ踊り場湿原」と呼ばれている踊り場湿原を、その中腹辺りから眺めました。「池のくるみ」と呼ばれている池は水を蓄えています。





 この中腹辺りの草原でも、ススキなどが生えています。



 その草原の中を丁寧に探すと、マツムシソウの花が少し咲いています。





 さらに、ヤマラッキョウの赤紫色の花が咲いています。ヤマラッキョは、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。





 ゴマナの白い花も咲いています。



 向かい側の山麓も秋の気配です。



 踊り場湿原の中腹辺りから、車山までは広大な草原が延々と続いています。

 踊り場湿原から北上し、山岳道路のビーナスラインに戻り、東側にある車山肩などを通過し、車山の南側にある富士見台に向かいました。

 この富士見台から西側を見下ろすと、踊り場湿原の上側の草原部分が見えました。



 霧ヶ峰高原・車山高原では、ススキなどが増えて、秋の枯れ野の風景になっています。

この踊り場湿原への訪問は、約5週間強ぶりでした。まだ夏の気配が濃い踊り場湿原を訪れたことは、弊ブログの2018年8月22日編をご参照してください。