ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都江東区清澄にある都立庭園の清澄庭園では、スッポンが水面に浮かんできます

2018年10月09日 | 季節の移ろい
 東京都江東区清澄にある都立庭園の清澄庭園は、大きな池の中には、コイやスッポン、カメなどが泳いでいます。

 大きな池の周囲に、築山や名石を配置した回遊式林泉庭園は、築山などは主にマツを配し、さらにツツジとサツキが植えてあります。このツツジとサツキは、5月には見ごろになります。





 築山に植えられたマツの木に、アオサギが一羽、留まっています。



 築山に植えてあるツツジとサツキは、10月なので、葉だけになっています。たまたま1輪の花だけが、秋なのに咲いていました。



 回遊式林泉庭園を一周すると、所々で花が咲いていました。

 ハギは少し花期を過ぎた感じでした。



 回遊式林泉庭園を一周する際には、池の端の“磯渡り”と呼ばれる、立派な大きな飛び石をいくつも通ります。

 その際に、水面近くにいるコイやスッポン、カメなどがエサを求めて浮かび上がります。

 体長が約40センチメートルほどあるスッポンが首を持ち上げます。

 



 首を持ち上げるカメは「ミシシッピアカミミガメ」というミドリガメが多かったです。

 ツツジとサツキの植え込みの陰で、ホトトギスの花も咲いていました。







 池を巡る小道沿いでは、ヤブランが花を咲かせています。



 入り口・出口近くのミニ庭園風では、ザクロの木が実をいくつか、付けています。



 10月初めの清澄庭園は、秋を感じさせる風情でした。

 この清澄庭園のルーツは、江戸時代の元禄時代に、あの豪商の紀伊国屋文左衛門がここに屋敷を建て、その後は享保に下総の藩主の下屋敷になっていたそうです。その跡地に、明治時代になって三菱財閥が庭園として整備したそうです。