AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

念ずれば花開く

2011-05-28 03:02:07 | Weblog
念ずることをもたないひとは浅い
(田舞徳太郎)



◆◆念ずれば花開く

今日は、日創研の田舞さんが愛媛県倫理法人会の講演で松山に来られました。

愛媛での田舞さんの講演は4~5年ぶりです。

倫理法人会青年委員会の委員長である、Macの伊藤社長がご尽力いただき実現したようです。

有難いですね。


演題は、砥部支部設立を記念してでしたので、坂村真民先生と深い親交のあった田舞さんに頼まれたようです。


講演テーマは、【念ずれば花開く】でした。


「“生きる”とは意味の深いこと、人は幸せに生きる責任がある」そのために念ずることをもちなさいと聞き、今、悩みを抱える私に勇気になる言葉をもらいました。


私の一念は、

「マルブンで働くみんなと共に幸せになりたい」

「マルブンで働いてよかったと思ってもらえるような会社にしたい」

「マルブンがあってよかったと、お客さまから言ってもらえるようなお店でありたい」

これを私が社長をしている間にやりとげたいと思っています。


田舞さんが講演の最後に、東日本大震災があり、「私たちは今、原点にかえらなければならない」と言われました。

原点とは、何のために仕事をしているのかということです。


偶然にも、今期の社長方針と同じです。


私もマルブンのこれから先を考えると憂うことばかりですが、一念を忘れず、課題や問題に向かっていきます。


これからのマルブンの大きな課題は、「タスク機能の高い社員やスタッフの育成です」、マルブンはしっかりした女性社員やスタッフはたくさん居ますが、しっかりした男が少ない。

これから五年は、この課題に取り組んで行きたいと思います。


最後に田舞さんが二宮尊徳翁のビデオを制作した時に、二宮尊徳翁らしい詩を真民先生の詩集から選び出した「時」という詩を紹介して、今日のブログは終わりです。



◆◆「時」坂村真民先生

日の昇るにも
手を合わさず
月の沈むにも
心ひかれず
あくせくとして
一世を終えし人の
いかに多きことぞ

道のべに花咲けど見ず
梢に鳥鳴けど聞かず
せかせかとして
過ぎゆく人の
いかに多きことぞ

二度とないこの人生を
いかに生き
いかに死するか
耳かたむけることもなく
老いたる人の
いかに多きことぞ

川の流れにも
風の音にも
告げ給う声のあることを
知ろうともせず
金に名誉に地位に
狂奔し終わる人の
いかに多きことぞ

生死(しょうじ)事大無常迅速
時人を待たず噫々(ああ)