AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

自家製マヨネーズ復活!

2011-02-25 00:09:49 | Weblog
【日本に長寿企業が多い理由】
1つは、過酷な内戦や侵略がなかったこと
2つは、継続を美徳とする価値観があること
3つは、ものづくりを尊ぶ伝統があること
(月刊誌 致知より)



◆◆基本に戻る

仕事で大切なのは、【守破離】という考え方です。

【守破離】とは、茶道の世界から生まれた教えであり、武道などにも使われています。


【守破離】とは何かと言うと…

【守】=師匠の教えである基本を守ること

※スポーツでも仕事でも基本は大切です。超一流ほど基本を大切にします。


【破】=基本を身に付けたあと、応用すること


【離】=師匠の教えから離れて自分のやり方になること

※つまりオンリーワンになることです。

ほとんどの人は、基本をおろそかにして、結果が早く出る、応用をやりたがります。

外食でも流行りの店を見に行き、すぐにスタイルを真似したりします。

しばらくは結果が出ますが、基本を身につけていないためにボロが出て崩壊していきます。


昨日、南高井店でオペレーションの基本研修を行いました。

今日は常務がパスタの基本研修を行ってくれたようです。


長く働くと、知らず知らずのうちに、その店に合わせたスタイルや、自分がやりやすいやり方、すなわち我流になってしまい、基本から離れてしまいます。

これはきちんと接客の基本、料理の基本が身についていない証拠です。


常務や小山さんのように、若いときにきちんと基本を身につけることができたら、時代の変化に対応して、接客のやり方や調理や料理のやり方を変えて応用していても、すぐに戻ることができます。

プロフェッショナルとは、基本を大切にする人のことをいうのです。


うまくいかなくなったら、まずは、守破離の守に戻り学び直すことです。

“守=基本”も、今期の「原点に戻る」という方針です。



◆◆小松新メニュー

小松本店が新しいメニューに変わります。

今度のメニューには、宮脇くんが作った自家製マヨネーズが登場します。


先代の父の時代、丸文食堂はマヨネーズは自家製でした。

父が調理場で大きなボールと泡立て器を使ってマヨネーズを作っていたのを覚えています。


最近は、キューピーマヨネーズが品質を大幅に向上し、価格も作るのと変わらなくなってきましたので、レストランでマヨネーズを作ることはなくなってきました。


キューピーの頑張りは、マヨラーなる若者も生み、マヨネーズはいつのまにか…買うものになっていました。

しかし!原点に戻るという方針ですから、マヨネーズも自家製に戻してみました。

今は電動ミキサーがあるので、昔のように体力は使いません。楽になりました。


マルブンマヨネーズの復活です。


宮脇くんが作ったマヨネーズは、味わいがやわらかく、香りは優しく、後味がすっとしていて、市販のものとはまったく違うものでした。

美味しかったですよ。


自家製マヨネーズで、新たな新商品の可能性が見えてきますね。