AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

農業者研修大会で学ぶ

2008-12-06 00:13:09 | Weblog
◆◆製粉会社

今朝は安藤さんと県内唯一の製粉会社“川久保製粉”さんにお邪魔しました。

愛媛のレストランを目指す我が社にとっては、パスタ・ピッツァを県内産小麦で商品化するのが将来の課題ですから…

非常に非常に難しい課題ですが、チャレンジしがいのある課題です。

朝早くから安藤さんには松山まで来ていただいてありがとうございました。


◆◆農業者研修大会
(新居浜・西条・四国中央地区)
◆大会テーマ
「地域資源を活用した販売戦略」

午後は西条に帰り、農業のシンポジウムに参加しました。

今年取引をはじめようと考えている、川之江のイチゴ農家の鈴木さんがパネリストで出ていました。

お客さまが農産物に求めるニーズは…

1.鮮度
農産物は収穫から店頭に並ぶまで三日かかるんだそうです。
我が社は農家さんから直接届きますから、鮮度の問題はないですよね。

2.コストの問題
これは中間流通に20%~40%のコストがかかっているようで、生産者には30%~50%しかないそうです。

農産物=安い

消費者のこの意識の変革が重要ですね。

3.安全・安心
これも中間流通がやりたい放題で、かなりの偽装があるようですよ。

JAの共販のスタイルについても問題定義がありました。時代と共に仕組みも変化しているんですね。

「今の時代は米だけでは儲からない時代になった」
「ご飯一杯が24~25円では農家は食べれない」

「生産者と消費者が、あまりにも離れすぎている」

「100人のうち3人しか農家がいない。これでどうやって自給率をあげるのか」

「女性なくして、今の農業はありえない」
「母ちゃんが自分の財布を持ち、その財布の中にお金が入る。これが農村地区の元気の源なんだ」

様々な意見がでてましたね。

だからどうすんねん?

残念ながら、私が知らない取り組みや提言はなかったですね。

農業の春はまだですね。


◆◆まとめ

なんにしても、今の時代は自給率向上の問題は急務です。これまでの在り方から考え方を転換するような時代に合わせた農業改革が必要です。

マルブンも微力ながら、新しい農業に向かう力になれればいいです。