川土手の清掃日。
刈り終わった草をゴミ袋に詰める。
枯れ草のニオイ・・・
土のニオイ・・・
カビのニオイ・・・。
草を抱えるたびに
独特のニオイが立ち込める。
ゴミ袋に詰められ
積み上げられた膨大な量の草。
しかし
なぜ草をゴミとして燃やすのだ。
石油エネルギーを使って
環境もを汚染して・・・。
かつては野に積んで発酵させ
肥やしとして使っていたのではないか。
土壌を汚染する
化学肥料などより安全な肥やしとして。
昼間は酸素を
夜間は二酸化炭素を出し
その過程で
空気をも浄化してくれる草。
そして
刈っても刈っても
自ずと生えてくれる草。
なぜ草をゴミとして燃やすのだ。
アゲラタム〈キク科〉
copyright Maoko Nakamura