雨の日でも
架かる虹があるんだね。
Somewhere over the rainbow.
彼女が歌うと虹が架った。
彼女からわたしの心へと。
そして
わたしからあなたの心へと。
Somewhere over the rainbow.
彼女が歌うと虹が架かった。
会場いっぱいにたくさんの虹が。
そして
みんなを幸せな気持ちにした。
Somewhere over the rainbow.
雨の日でも
架かる虹があるんだね。
それは
青空になっても消えない虹。
ソラリス エイコさんとバンドのみなさん、ありがとう!
バーベナ〈クマツヅラ科〉、チコリー〈キク科〉
copyright Maoko Nakamura
遠い国の小さな町に「薔薇屋敷」と呼ばれる家がありました。
庭にはたくさんの種類のバラが競って咲き
馨しい香りが辺り一面に漂っていました。
とてもお天気のよい朝、エイミーは
天使の羽根のような花びらをそっと広げました。
花びらをなでて通り過ぎる風がくすぐったくて笑っていると
ひとりの若者がエイミーのところにやってきました。
そして、そっと手を添えると顔を近づけ香りをかぎました。
エイミーはドキドキしました。
若者はすぐにどこかへ行ってしまいましたが
エイミーはその若者のことが好きになってしまいました。
エイミーは毎日、その若者のことを待っていましたが、
彼はやってきませんでした。
ピンク色だった花びらは白くなり、やがて散る時がやってきました。
エイミーは悲しくて泣きました。
風が色褪せてしまった花びらをハラハラと散らしていきました。
憐れに思ったお日さまは
エイミーの涙を優しい光を包んでやりました。
気がつくとエイミーは小さな朱色の実になっていました。
ローズヒップの実が酸っぱさはエイミーの悲しみ。
そして体に良いのはエイミーのきれいな想いがいっぱいだからとさ。
おしまい
上段/スキャボロフェアー、不明、シーガル、不明
下段/フレグラントオールドローズ、野バラ
copyraight Maoko Nakamura
大阪では(一説によると)
50歳以前は「お嬢さん」
50歳以降は「お姉さん」と呼ぶらしい。
最近、「おばあさん」と言われて落ち込んだ。
確かに同級生には
もう孫がいる人もちらほらいる。
そういう状況を受け入れて
いかなければならないのもわかっている。
しかし、しかしだ・・・。
そこで大阪のことを思い出した。
いいね!大阪。
お好み焼きにつける
ソースとマヨネーズのごとく
ユーモアとサービス精神がたっぷり。
てんこ盛りの鰹節のごとく
元気もトッピング!
「お嬢さん」」までは望むまい。
「お姉さん」でいいよ(笑)。
男性だって
「おじいさん」より
「お兄さん」の方がいいよね。
まずは周りの
お姉さん、お兄さんを
そう呼ばせてもらおう!
ゼニアオイ〈アオイ科〉
copyright Maoko Nakamura