今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

秋晴れ

2017-10-31 10:41:27 | 自然・植物
富士山や
北の地方からは
雪のたより。

十月も今日でおわり。

秋も深まり
日増しに寒く。

そのぶん陽の光が
愛おしくなる季節。

今日は秋晴れ。
大山の紅葉も青空に映え
さぞ美しいことだろう。
今日訪れる人は幸せだ。

涼しいところ探していた犬も
今は陽だまりに寝ている。


今朝の大山。

密かに思う

2017-10-30 10:01:51 | 「かれん」
仔犬たちが
すっかりいなくなって
二夜明け
雨が上がったので
庭の片付けを少しする。

あちこにちに
仔犬の忘れもの。

ちぎって遊んだ紙
同じく段ボールやゴザ。
排泄物。

その様子を
じっと見ているかれん。

母犬との落ち着いた暮らしも
また楽しいと思った。

そして
次の子育てに備えて
もっともっと楽しい
犬の庭にしようと
密かに思う。


観光センターの植え込み。

子どもが教えてくれたこと

2017-10-28 11:37:55 | 「かれん」
雌雄2匹ずつ生まれた、今回の仔犬。

雄2匹が先にもらわれて行き、
雌2匹がしばらく一緒に暮らした。

遊びの最中にケンカはするけど
寝る時はぴったりと体をくっつけて寝ていた。
昼間寝る時も夜寝る時も。

「私たち大きくなっても一緒にいようね。
 結婚なんかしないで、ずっと一緒にいようね」

そんな声が聞こえてくるように。

木曜日に1匹が旅立った。

旅立つ仔も不安そうだったが
残った仔も寂しかったに違いない。

「手を出してもぜんぜん来なかったんだよ。
 じっとひとりで座ってた」

通りかかると塀の隙間から手を入れて
遊んでくれる子どもたちが教えてくれた。

翌日にはまた元気に子どもたちに
遊んでもらっていた残った仔犬。

旅立った仔から
「元気に新しいおうちに着いたよ。
 まのんちゃんも元気を出してね」という
風の便りが届いたのかもしれない。

残った仔犬も今日、独り立ち。
いちばん快活な仔犬だった。
お子さんがたくさんおられるうちなので
きっとたくさん遊んでもらえるだろう。




今日、独り立ちをする最後の仔犬。

仔犬たちのこと

2017-10-27 11:31:14 | 「かれん」
温かな日差しと
爽やかな風。

最高の秋晴れの
昨日と今日。

それが
雨になって
雪になればなおのこと
思いをかすめるのは
仔犬たちのこと。

それぞれのところに行った
仔犬たちのこと。

まるで
「ふるさと」の歌詞のように。

思いいずるは
庭や原で
一緒に遊び走った
仔犬たちのこと。


観光センターの植え込み。

さようなら

2017-10-26 13:35:18 | 「かれん」
ひとり車に乗せられて
なにげない振りをしていたけど
ちょっと不安げで。

空港について
手続きをして
おしっこをさせようと
植え込みのところに連れて行くと
おしっこはせずに
ぶるぶる震えている。
きょろきょろ周りを見ながら。

それでも
車に乗ってからも
空港についてからも
ケージに入れられても
ワンとも鳴かずいい子の真綸。

ケージの中には
母犬ときょうだいの
匂いがついたブランケットと
カミカミできる小さなおもちゃ。

さようなら
さようなら
本当にさようなら。

「十五でねえや嫁にゆき
 お里のたよりも耐えはてた」

そんな歌詞が頭をよぎる。


今朝の日の出前。

空港での真綸。

第一章へ

2017-10-25 18:35:57 | 「かれん」
久しぶりに見た気がする
夕焼けの空。

天気予報では
明日は快晴。

その空を飛行機乗って
旅立つ仔犬。

到着地は羽田空港。

出迎えられた
新しい飼い主さんと
新しく暮らす家へ。

かの地も明日は
良い天気。

プロローグが終わり
そして始まる
犬の第一章。


今日の夕景。

ママは最後まで教育的指導。

花梨の実

2017-10-24 11:39:43 | 自然・植物
いちばんいい日を重ねて
花梨の実。

春の芽吹きと
ピンク色の花。

夏に小さな実をつけ
秋には大きな実が実り。

冬にはすっかり裸になって
春の芽吹きを待ちましょう。

雪の日
風の日
雨の日
日照り。

どんな日だって
いちばんいい日。

いちばんいい日を重ねて
花梨の実。


花梨〈バラ科〉