今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

ベゴニア

2019-06-30 11:18:39 | 自然・植物
明るい日陰が好きな
ベゴニア。
5℃以下はダメらしいが
雪をかぶっても
毎年持ちこたえて
花を咲かせてくれる。

よく日が当たるところが
好きな植物もあれば
当たり過ぎは苦手なものもある。
クリスマスローズのように
時期によって
日当たりの好みが異なるものもある。
湿気や水はけもしかり。
居心地の良い場所は
それぞれである。
ベゴニア〈シユウカイドウ科〉

おめでたいグラジオラス

2019-06-29 13:33:25 | 物語
白いグラジオラスが
紅いグラジオラスに
プロポーズをしたとさ。

ところが
紅いグラジオラスが言うことには
あなたと結婚したら
せっかくの紅い色が
薄くなってしまうから嫌だわ。

そこで
白いグラジオラスが言うことには
なに心配いらないよ、
一部を白くすればいいのさ。
そうすれば紅い色も
ぐっと引き立つというわけさ。

そんなら、いいわと結婚し
紅と白のめでたい花が
生まれたとさ。

めでたし、めでたし。
グラジオラス〈アヤメ科〉

ネジバナ

2019-06-28 10:09:14 | 気持ち
日野川土手の風物詩の一つ
ネジバナ。
今年は少し遅いように思ったが
やっぱり咲いていた。

この花が咲くと
誕生日が近いことを
思い出す。

桜が春を告げるように
金木犀が秋を告げるように
私にとっては
誕生日が近いことを
告げてくれるネジバナ。

「ほらほら、もうすぐだよ」と
時告げ花の、ネジバナ。
ねじばな〈ラン科〉

アカメガシワ

2019-06-25 10:08:09 | 自然・植物
一つの花に雄しべと雌しべを持つ両性花、
一つの体に雄花と雌花をつける雌雄異花、
雄花と雌花が別々に存在する雌雄異株(しゆういしゅ)。
多くの花が両性花であり、
雌雄異花には南瓜や胡瓜、栗などがある。
雌雄異株にはキウイフルーツや銀杏などがある。
そして、アカメガシワもその一つ。
ただし、雌花は少ない。
犬との散歩道にもたくさんのアカメガシワが生えているが
雌花を見つけたのは一カ所だけ。
「ぼーっ」と歩いていないで
よく観れば
自然はいろんなことを教えてくれる。
雌花
雄花
アカメガシワ〈トウダイグサ科〉

ラベンダー

2019-06-24 10:27:04 | 気持ち
ラベンダー
南仏蘭西の香り

今ごろ
ピカソが眠る
古城の庭にも
咲いているのかもしれない

ラベンダー
北海道の
ラベンダー畑に行ったのは
遠い昔

今ごろ
そこでも
咲いているのだろう

あれやこれやと
想いを紡ぎ出す
饒舌な香りの
ラベンダー
ラベンダー〈シソ科〉