今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

ススキ

2016-11-30 10:38:19 | 自然・植物
風が冷たくなったら
旅の準備を始めるよ。

ふわり綿毛を
身に付けて。

風がビュンと吹いたなら
思い切って旅立つよ。

綿毛をふわり
舞い上がらせて。

目指すは
日当たりの良い新天地。

運よくたどり着けたなら
春には小さな芽が一つ。


ススキ〈イネ科〉

紅い葉

2016-11-29 10:19:18 | 自然・植物
木の梢に
紅い葉一枚。

花が終わって
ひっそり生まれ
光の中ですくすく育ち
セミやアリを住まわせて
山に雪が降るころに
衣を替えて旅を待つ。

草の上に
紅い葉一枚。

旅が終わって
その身を横たえ
冷たい風に飛ばされて
あらゆるものと分かち合い
山の雪が解けるころ
姿を替えて旅に出る。


桜の紅葉〈バラ科〉

想い出が宿る木

2016-11-27 11:17:41 | 
夕闇迫る
秋の空。

桜かと思えば
梢という梢に
小さな実。

マメナシという。

梢という梢に
小さな甘酸っぱい
遠い想い出が宿る木。

たとえば
青春時代に
好きだった歌の
フレーズとか。

~窓の外には遠く水鳥が飛び交い
 雲は低く流れて雪は降り続く~

春には
ソメイヨシノが終わったころ
桜のような花を咲かせるという。


マメナシ〈バラ科〉

肉球

2016-11-27 09:11:35 | かれんと一句
肉球を
鍛えてなんぼ
犬の足


かれんの足。初めて迎えた夏に、指の間に雑菌が入り、腫れたことがあったが、その後は特にトラブルなし。まだに肉球が発達していないうちに、あまり配慮をせずに歩かせたのが原因か。今は熱くなったアスファルトの上などは歩かせないようにしている。

免疫力を上げる「は行の歌」

2016-11-26 14:02:23 | 雑感
免疫力を上げる
最も手っ取り早い方法は笑うこと。
風邪を引いたり
調子が悪かったり
気分が優れなかったりすると
つい笑うことも忘れてしまいがち。
すると免疫力はますます低下。

作り笑いでも同じ効果があるらしいので
そんな時こそ、笑いましょう。


免疫力を上げる
「は行の歌」
(リズムやメロディーは自由に)

はひふへははは
はひふへひひひ
はひふへふふふ
はひふへへへへ
はひふへほほほ

はははは…
ひひひひ…
ふふふふ…
へへへへ…
ほほほほ…
(好きな言葉で大笑い)

ははひひふふへへほほ…

ははひひふふへへほほ…

ほっ


今朝の朝日。右は日野川、左は日本海。







小鳥

2016-11-24 11:18:28 | 自然・植物
いつもこの辺りで見かける
一羽だけの小鳥。

チイチイチイ…。

ひとりぼっちで寂しいか?

雨が上がって嬉しいか?

チイチイチイ…。

鳥たちは不思議だろう。
人が鳥の声を
未だ解せぬことを。

あの毎日
大声でおしゃべりをしている
カラスの鳴き声でさえも。


皆生海岸で見かけた小鳥。千鳥?

元の気

2016-11-23 15:03:56 | 気持ち
いつも当たり前に
していたことが
したくなくなる。

あるいはするために
心身ともに
困難がつきまとう。

どうしてだか
やる気が出なくなる。
好きだったものも
食べたくなくなる。

病気
気が病むということ。

中医学では
気は生命エネルギーとして
とらえられている。

だるさは
免疫細胞たちの
闘いによるものだろうが
安静にしておくという
理にもかなっている。

闘いに勝つことで
気は元に変える。
元気になる。

そして
当たり前にしていたことが
当たり前にできるようになる。

少し違うのは
そのありがたさを
いつもに増して
かみしめながらという点か。


浜柃 (はまひさかき)〈サカキ科〉