自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々
松林に
並んでふたつ
彼岸花。
ソロも
コーラスもいいけど
デュエットもいいね
彼岸花。
秋を上手に歌うよ
彼岸花。
彼岸花〈ヒガンバナ科〉
実ったね。
実ったよ。
ときを重ねて
実ったよ。
ありがとう。
ありがとう。
秋の実りに
ありがとう。
マテバシイ〈ブナ科〉
河口の風景
ライブなアート。
それゆえ
草が住み
鳥たちもやってくる。
そして
釣り人たちもまた。
以前は
一直線の砂山だったが
この頃は
小さな島が幾つかできて
なんだか湖水を思わせる。
日野川河口
誰(た)そ彼(かれ)は?
つるべおとしの
夕散歩
皆生海岸
深まりゆく秋。
散歩道からは
こんな景色が。
自然が描いた
朝の大山と日野川。
今朝の大山
夜中も人が通ることがあり、
その度に吠えるので
夜は玄関に入れている。
この度、よい建具屋さんと知り合いになり
玄関の奥まったスペースを利用して
かれんの寝床兼、棚を作ってもらった。
上部は棚になっていて
ブラインドをつけている。
すのこは2枚なので
立てて奥にしまっておける。
寝るときはこの上に季節に応じた
マットを置いてあげている。
すのこからはヒノキのよい香りも。
かれんも気に入ってくれているよう。
ちなみに両サイドの補修部分は
かれんが子どもの頃、かじったところ。
すのこベッド
久しぶりの
青い空。
見上げる先は
そのまんま遥かな宇宙。
久しぶりの
青い海。
見つめる先は
そのまんま七つの海。
そのまんま。
皆生海岸
ヒットした曲が
その時、自分にとって旬の曲とは限らない。
「100万本のバラ」がヒットとした頃
その曲は心から遠いところで流れていた。
それから30年以上経ち、今、旬の時を迎えた。
歌詞を調べていると、元はトラビアの曲で
原題は「ラーマの与えた人生」であることも
今更ながら知った。
日本で歌われている歌詞は
ロシアの詩人が異なる内容として作った歌詞を
アレンジしたものであるが
いくつかのバージョンでも歌われ
いろんな歌手がカバーしていた。
遅れて来た旬に浸っている。
遅れてやって来た秋の日々に…。
ペンタス〈アカネ科〉
交わり合う意思。
大地と天空とカンナの。
花が咲く。
もっともふさわしいときに
もっともふさわしい花が。
交じり合う意思の
美しい吐息…。
花が咲く。
カンナ〈カンナ科〉