年越し

終わりよければ
すべてよし。

肝に銘じて
峠越え。

初めよければ
すべてよし。

肝に銘じて
また一歩。


日野川土手から大山を望む。川面にはたくさんのカモメ。

巣作り

巣作りや
産する犬と
大晦日


小屋の中で、巣作り行動（穴を掘るような動作）を始めたかれん。

ひとり望年会

晦日の夜は
ひとり望年会。

冷蔵庫から
美味しそうなものを
２～３皿に並べ
一杯やりながら
まずは
しみじみ今年を想う。

しみじみしみじみ…。

それから
そうっと来年を想う。

そうっとそうっと…。

いずれも
遠くの山を見るように
ゆるりと。

嫌なことを思い出したら
良いことを思い出し
良いイメージで終わりにする。

あとは
歌うもよし
踊るのもよし
寝るもよし。

明日はいよいよ
大晦日。


大山みるくの里。

愛ほろり

犬なでて
人にも犬にも
愛ほろり

近くの公園で。犬をなでると人も犬も愛情ホルモンオキシトシンが出、その量は猫をなてる時より多いとか。テレビでしていました！

ゆく年くる年

2016年が
バトンを渡そうと
勢いをつける。

2017年は
小走りを始め
走りながら手を伸ばす。

バトンタッチまで
もう少し。

けれど
2016年よ
そんなに勢いをつけないで。
まだ年賀状も
書き終えていないのだから。


今年のカレンダーと来年のカレンダー。

三年（みとせ）

三年（みとせ）前
赤子の犬は
母となり


近くの公園で。出産まであと５日ほどの予定。

引き分け

同級生と
ご飯を食べる。

とある二軒の店の話となり
二人とも名前が出てこな。
けれど二人の
頭に浮かんでいるのは
まぎれもなく同じ店。

しばらくして
私が一つの名前を思い出し
またしばらくして
今度は友人が
もう一つの店の名を思い出す。

一勝一敗。
すっきり引き分けて
家路につく。


日野川。

雪だるま

雪だるま
きみの尻尾は
どこにある？


大山・みるくの里。

on the earth

生きているということを
不思議に想う
夕まぐれ。

想えば想うほど
不思議に想う
夕まぐれ。

なにもかもが美しく
なにもかもがありがたく。

どこにでもなく
ここにいる。

やがて逝く
その日まで。

今この時がせつない
夕まぐれ。


大山・みるくの里。

ごろり

腹の子も
一緒にごろり
雪の上


大山・みるくの里にて。

こたつみかん

冬の楽しみ
こたつみかん。

乾いた喉が喜び
ビタミン不足の体が喜び
懐かしい心が喜ぶ。

子どもの頃は
傍らに猫も。

冬の楽しみ
こたつみかん。

しみじみ幸せ。


大山・みるくの里で出会ったかわいい子。

ホワイトクリスマス

冬枯れの
木々こそ春を
孕（はら）みたり


大山・みくるの里にて。

きら星

クリスマスの朝。

川の中のきら星。

草の中のきら星。

それを見る
心の中のきら星。

幸せな
クリスマスの朝。


今朝の日野川

公園の草。

これ、わたし？

これ、わたし？
随分大きく
なりにけり


近く公園で。出産まであと1週間ちょっと！

掃除

家の一つ一つの
汚れを落としながら
心の一つ一つの
汚れも落とし
お正月の準備。

あと幾つ
落とすことが
できるのだろう。

落としたと思ったら
またついている。


むきばんだ史跡で見かけた木。