夜の仔犬たち

眠る前の仔犬たちは
横になって
入れある布をカミカミしたり
ちょっかいを出し合って
遊んだりじゃれたり。

まるで修学旅行の
寝る前の子どもたちのような。

ひとしきり遊んだあとは
次々にぐっすり夢の中。

四匹でのこんな暮らしも
あと二十日ほど。

それまでは
毎夜、毎夜
楽しい修学旅行の夜。


最近の朝のたまり場。

海よ山よ

海山よ
われら山陰
柴キッズ


日野川河口の砂洲にて。左派日本海。

パール色の夕景

雨
風
曇り
のち
晴れて
パール色の
夕焼け小焼け。

あなたと
出会えて
幸せ小焼け。


昨日の夕景。大山と日野川。

爆睡問題

爆睡や
油断大敵
こんな顔


こんなふうに寝ていたら

だんだん体がずれてきて

顔が～～～！

昨日、公園で遊んだ後に。

仔犬との時間

彗星のごとく
猛スピードで
大きくなる仔犬たち。

昨日できなかったことが
今日はできるようになり
明日はもっとできるようになる。

流れ星のように
あっという間に
去っていく仔犬たち。

困ったことも
随分するけれど
愛おしい印象だけ残し。

折り返し地点を過ぎた
仔犬との時間。


ポストカード４種。

犬修行２

幼子よ
忠義を尽くせ
何処でも


近くの公園で、今度は別の雄犬から教育を受けるボーイズ。

雨の消しゴム

ふと窓を見ると
ガラスを走る
雨の筋。

予報通り
降り出した
久しぶりの雨。

いつの間にか。

夏の想い出を
消すように
雨の消しゴム。

ギラギラとした朝も
熱帯のような夜も
雷がとどろく夕べも。

しとしとと消していく。

そうして
秋のページへと
移り行く。

いつの間にか。


源平小菊〈キク科〉

噛む

痛み知り
肝に刻めと
母は噛む


近くの公園で。

秋の香り

外に出ると
漂ってくる甘い香り。

隣の庭の金木犀。

木の葉の間に
オレンジ色のかわいい花。

いつの間にか
この季節。

犬と遊ぶ公園にも
ふわりふわり。

そして
深山ではきのこの旬。

少しずつ
たけなわの秋に。


近くの公園で。

犬修行

あいさつは
年上からが
犬流儀


公園で、知り合いのＳくんとボーイズ。

夾竹桃が咲いている場所で。

ふと思いついたことを言葉にし
言葉となった思いを
みんなでキャッチボールして膨らませ
膨らんだ思いを一つ一つ形にし
形となったものをみんなで楽しんだ
昨日のイベント。

秋晴れの太陽にも負けない
みんなのキラキラした瞳。

太陽の熱気よりも熱い
みんなの気持ち。

秋風の爽やかさにも勝る
みんなの笑顔。

今年もまた
夾竹桃が咲いている場所で。


米子市陸上競技場。

仲直り

ケンカのち
はれて仲良し
秋の庭


庭で。本気のケンカをするが、必ずその後は仲良しに。

リラクゼーション

昼下がりの公園。

人は犬に癒され
犬は人に癒され。

そして出来上がった
こんな写真。




近くの公園で。

夢の中

秋うらら
遊び疲れて
夢の中

お彼岸とすず母さん

懐かしい人のことが
しきりに想い出される朝
お彼岸の朝。

犬の庭にも赤い花。

かれんの優しかったすず母さんも
今は遠い空の上。

けれども
そっと娘や孫たちに会いに
来ているかもしれないね。

子どもを見つめる顔つきが
すず母さんの面影に似てきた
かれんのところにもそっと。

犬の庭にも赤い花。

お彼岸の朝。


庭の彼岸花〈ヒガンバナ科〉