今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

きみの傍で

2014-01-31 11:25:24 | 気持ち

「傍(そば)にいて」と

あの子は言う。

ほら

傍にいるよ

きみの傍に。

「私を見て」と

あの子は言う。

ほら

見ているよ

きみの瞳。

ただ傍にいて

だた見つめている。

きみの気持ちに

添ればと…。

そうして

私が存在することを

是とし

私が確かに存在することを

教えてくれる

きみ。

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ガザニア〈キク科〉                 エビフライねこと「かれん」


街を歩けば

2014-01-30 16:11:06 | 気持ち

街を歩けば

八百屋さんの

店先から

いちごの甘いにおい。

街を歩けば

花屋さんの

店先に

チューリップのピンク色。

朝の雨も上がり

久しぶりに

街を歩けば

あちらこちらに

春の気配。

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椿〈ツバキ科〉                     のけぞる「かれん」

copyright Maoko Nakamura


スノードロップ

2014-01-29 13:00:20 | 自然・植物

もう2月など

とっくに過ぎて

しまったかのような

温かな1月の終わり。

庭のいつのも場所に

スノードロップの

小さな蕾。

「雪の滴」という名を持つ

大地から滴る春の便り。

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スノードロップの蕾〈ヒガンバナ科〉             砂場で遊ぶ「かれん」

copyright Maoko Nakamura


心の目

2014-01-28 22:11:23 | 気持ち

内から拭き

外からも拭くことで

はじめて

きれいになる

ガラス窓。

内から拭き

外から拭いてもらうことで

きれいになる

心の目。

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ストック〈アブラナ科〉             チャボヒバをボリボリ中の「かれん」

copyright Maoko Nakamura


温もり

2014-01-27 18:26:25 | 気持ち

快晴の一日。

日が沈んでも

南向きの部屋に

今も溜まっている

太陽の温もり。

外はきゅんと冷え込み

窓には結露がぎっしり。

けれど

その中に佇めば

温かな思い出のように

心ほころばせてくれる。

今も溜まっている

太陽の温もり。

昼間の時間が

懐かしい思い出のように

広がっている。

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クリスマスローズの蕾〈キンポウゲ科〉   今日の遊び道具はチャボヒバ

copyright Maoko Nakamura


ぽっかぽか

2014-01-26 15:02:21 | 「かれん」

遊ぼう。

遊ぼう。

一緒に遊ぼう。

寒い日だって

遊べば体が

ぽっかぽか。

遊ぼう。

遊ぼう。

一緒に遊ぼう。

寒い日だって

遊べば心が

ぽっかぽか。

遊ぼう。

遊ぼう。

一緒に遊ぼう。

寒い日だって

体も心も

ぽっかぽか。

ぽっかぽか。

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ストック〈アブラナ科〉                  シッポを追いかける「かれん」。 キャッチ!!

copyright Maoko Nakamura


遊ぼう②

2014-01-25 09:02:35 | 「かれん」

朝になったら

また遊ぼう。

昼になったら

また遊ぼう。

日が暮れる前に

また遊ぼう。

夢の中でも

遊ぼう。

朝になったら

また遊ぼう。

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オリーブ〈モクセイ科〉                   へちまと格闘中の「かれん」


遊ぼう

2014-01-24 19:44:35 | 「かれん」

朝になったら

また遊ぼう。

昼になったら

また遊ぼう。

日が暮れる前に

また遊ぼう。

朝になったら

また遊ぼう。

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パンジー〈スミレ科〉                かみかみ「かれん」

copyright Maoko Nakamura


123

2014-01-23 22:40:23 | 遊び・歳時

123と覚えて

昨年から準備していた

1月23日。

手作りのイベントが

無事に終わり

すべての人に

「ありがとう」と言いたい日。

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シクラメン〈サクラソウ科〉              くんくん中の「かれん」

copyright Maoko Nakamura


思いつきという扉

2014-01-22 22:21:41 | 気持ち

思いつきという

扉。

自分の中に入る

扉であり

自分の外に出る

扉であり…。

入口であり出口であり

出口であり入口である

不思議な扉。

思いつきという

扉。

開けなければ消えてしまう

扉。

消える前に

開けてみる価値のある

扉。

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源平小菊〈キク科〉                    「かれん」のシッポ

copyright Maoko Nakamura


山に登る

2014-01-21 11:12:33 | 気持ち

山に登る。

あるものは南側から

あるものは北側から。

あるいは

西側や東側から。

裾野ほど

見える風景は違えど

一つの頂を目指して。

山に登る。

それぞれの方法で

一歩ずつ。

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プリムラ・ジュリアン〈サクラソウ科〉                  枯草に同化している「かれん」

copyright Maoko Nakamura


カミカミ

2014-01-20 11:45:22 | 「かれん」

膝に乗りたがって

乗ると服をカミカミするかれん。

その力はフリースなど

破ってしまうほど。

しかもなかなか離さない。

困っていたら

小枝も好きと聞いていて

散歩途中で拾ったものを

与えてみる。

すると

膝の上で小枝をカミカミ。

膝に乗りたい。

カミカミしたい。

でも、噛むものがないので

服を噛んでいたのだろう。

なあるほど!

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ひなぎく〈キク科〉     ラッパ水仙の芽吹き〈ヒガンバナ科〉     散歩途中の「かれん」


「今、ここで」と。

2014-01-19 10:55:29 | 気持ち

過去と未来を

生きることに忙しい

人のため

風は囁く

「今、ここで」と。

花は咲く

「今、ここで」と。

犬は寄り添う

「今、ここで」と。

ともに生きんと

「今、ここで」。

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ミモザ〈マメ科〉                 決めポーズの「かれん」

copyright Maoko Nakamura


犬の顔

2014-01-17 22:22:48 | 「かれん」

朝のバスで

一緒だった女子高校生と

帰りのバスでも

一緒になる。

同一人物である証拠は

顔でも服装でもなく

髪型でもなく

ましてや靴でもなく

通学カバンに

ペタンと付けられた

犬の顔のぬいぐるみ。

自然と犬に目が

行ってしまうこの頃。

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山茶花〈ツバキ科〉                山陰柴犬「かれん」

copyright Maoko Nakamura