今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

習慣

2015-02-21 22:06:06 | 日記
0から始まった
犬との散歩の習慣。

習って慣れるの字のごとく
毎日毎日習って
やっと少し慣れた
犬との散歩がある暮らし。

まだ1にも
満たないかもしれなけど
もう決して0ではなく
やがて
2にも3にもなるのだろう。

毎日毎日習って
やっと少し慣れた
犬との散歩がある暮らし。


大山と「かれん」

春は…

2015-02-09 20:45:29 | 日記

温かな日差しを受けて
草むらに
カラスノエンドウや
オオイヌノフグリが
咲いているのを見かけた数日前。

このまま春になるのか
と思いきや
また雪が降り
また雪が積もり…。

そうして春を
いっそう恋しくさせるのだ。

春は厳しい冬のおかげで
焦がれてやまない春となる。


今朝の日野川河口(日野川河口)

手帳選び2015

2014-12-06 18:29:38 | 日記

すっかり出遅れた
来年の手帳選び。

いつもように迷った末
選んだ手帳は紺色のもの。
カレンダーが2016年の3月まで
あるのも理由の一つ。

初心に返るという思いで
白を選んだ今年。

学びを大切にという思いで
紺を選んだ来年。

やっと一つ
来年の準備。


犬は喜び♪の「かれん」

ススキ

2014-11-29 13:35:05 | 日記
夢見ているのは
たけなわの秋。
銀色の穂を輝かせ
しなやかに体を
スイングさせていたころ。

風は最高の友達で
いつでも
どんなときでも
一緒に遊んだものさ。
誘われれば
すぐに応えて。
少々荒っぽい遊びにも
平気でさ。

月は愛しい恋人で
夜になると
互いに
見つめ合ったものさ。
何時間でも
疲れることも知らずに。
雲のやつが邪魔をしない
かぎりはね。

今は
風に誘われても
ぎこちない挨拶を交わすだけ。
月に見つめられても
輝き返すことももうできない。

夢見ているのは
たけなわの秋。
銀色の穂を輝かせ
しなやかに体を
スイングさせていたころ。

けれど
そろそろ目を覚まそう。
夢の続きではなく
ここにある
今を見るために…。


ユッカ・グロリオサ〈リュウゼツラン科〉

ツリー

2014-11-25 18:44:08 | 日記
あとひと月でクリスマス。
いつものカフェにも
ツリーがお目見え。
サンタさん、トナカイさんなど、
今年はチョコレート菓子の
オーナメントを飾りつけて
やってきた
子どもたちにプレゼント。

11月のカフェは今日で終わり。
あと3回カフェを開けば
今年も終わり。

カフェの日々を振り返れば
たくさんの素敵な笑顔と
陽だまりのような心地よい時間。


木立と大山

完璧な世界

2014-11-06 22:13:27 | 日記
秋の夕暮れ。
昇りはじめた
美しい月。
穏やかな風。
静けさの中に
こだます
水鳥の声。
地平を飾る
町の灯り。

完璧な世界。

もしも
何も望まず
佇めば
あるいは
すべてを受け入れ
今を抱けば。


月明かり(日野川河口)

初雪

2014-11-03 19:47:12 | 日記

「あれは雪では?」
大山の北壁の
山頂付近に白いもの。
車を止めて仰げば
やはり雪。
その下には
とりどりの紅葉。

夜のニュースで
大山の山頂に
寒気が流れ込み
初雪が降ったことを知る。

ああ冬が
山から
少しずつ降りてくる。
じきに
麓の私たちの町にも。


初雪の大山と紅葉

逃避

2014-10-21 10:49:45 | 日記
遠い昔の
夏の高原の
夕暮れの中に
逃げてみる。

たくさんの
トンボを従た
幸せな
トンボ使いでいられた
あの高原に。

訪ねようにも
もう場所さえわからない
けれど
夕暮れの光景だけは
焼き付いている
あの高原に。
緑の木々と
たくさんのトンボと
落ちていた枝と
私と
そして…。

遠い昔の
夏の高原の
夕暮れの中に
逃げてみる。

もう私の他
誰も訪れる人のいなくなった
懐かしい
夏の高原の
あの夕暮れの中に。


大山と高麗山の間から昇る朝日(日野川河口)

ペンキ塗り

2014-10-19 11:45:49 | 日記
ペンキを塗る背中に
秋の温か日差し。
次第に気温が増してきて
我慢できなくなって
上着を脱ぐ。

塗る端から乾いていき
体が汗ばむ頃には
塀もシックな
秋の色に衣替え。

行楽日和は
ペンキ塗り日和。


実をつけた辛夷(こぶし)<モクレン科>