自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々
かれんの子育てを通して思ったのは
かれんは本当にいいお母さんだと思ったことだ。
すべて自分のお乳で献身的に
元気に育て上げ
新しい家族へと譲り渡した。
いつも別れの寂しさをこらえながら。
すみれを残したのは
かれんへの恩返しの気持ちもある。
ありがとう、かれん。
すみれといっぱい楽しもうね!
来年もまた。
12月29日撮影
予報通り
夕方から降ってきた雪。
そして積もり始めている。
いつもは実家で
食べる年越しそばも
今年は行けるかどうか。
年末年始にかけて大雪になり
国道に車が立ち往生になったのは
ちょうど10年前。
そこまで積もらなければいいけれど。
こんなにかわいらしいのに
寒さに強いパンジーやビオラ。
サクラソウやガーデンシクラメンも。
冬の庭を元気にしてくれる
かれんな花々。
ありがとう。
パンジー〈スミレ科〉
なんでも一緒
ママはお手本
でも負けたくない
ママはライバル
なんでも
なんでも
一生懸命
弾けるように
ぐんぐんぐん!
散歩の途中
犬たちがご飯を食べている庭で
空を見上げると白い月。
電線の五線譜の上にぽつり。
夕べから
一緒に奏でていた星たちは消え
朝になっても月は歌う。
幾分疲れた白い顔で。
マチネの幕が開くまで。
やっぱりね。
ほらね。
夕方の雨と
雲の切れ間から
差し込む日差し。
やっぱりね。
ほらね。
東の空に
虹のアーチ。
昨日の夕方の虹
散歩から帰って
おやつをあげると
もう、すみれの方が
食べるのが早い!
そして、まだ口に入れている
かれんにおねだりをする。
子どもの当然の権利のように。
かれんも急いで食べる。
やんちゃなすみれに
手を焼いている感はあるけれど、
いつもすみれのことを気にかけているかれん。
やんちゃしながら母さんを慕っているすみれ。
生後、3か月半ほど。
庭で
年賀状を書いたり
ちょっとものを整理をしたり。
そんな折、
忘れていた記憶がひょこりよみがえり
おかしかったり、懐かしかったり、
寂しかったり…。
年の瀬とは
川の急な速い流れに
年末の慌ただしさをたとえたものらしいが、
ふと、懐かしい記憶がよみがえる。
思い出の浅瀬にたたずんでいるかのように。
公園で