詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
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言の葉つづり 小篇(21)

2017-06-18 | 言の葉つづり 小篇
17-85)
コトンと土の上に着地した
秋の実りの1粒が
夏を迎える夕方には
フサフサと大きな葉脈をうねらせ
野草や木々の葉に変わりました
ゆらゆらと風に揺れ
時間を染め上げていくのです
生きているということは
生命を運び繋いでいるということ
あなたから私へ
小さな実りの先へ



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