詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
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"残酷な月"は

2014-11-11 | ショートPoem
"残酷な月"はどこへ行ったのだろう※
あれは 4月だっただろうか
T.S.エリオットよ

私たちの "残酷な月"は
終わりはしない…

不幸を背負わせてしまった日々は
時の中に過ぎ去っていくが
未来へつづく光の隙間に
どんな風貌で
未だ漂っているだろう

あなたの尊い詩のことばが
悲しみを封印してくれるように
願い


※「荒地」 "死人の埋葬"から



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