詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
小林万利子/Arimの詩とエッセイと音楽Arim songs

2011-07-22 | フリー Poem
小さい人に 寄り添うことは
少し 上手になった

でも 日々大人びていく子に
寄り添うことは
あまり 上達していない

気がつけば どれくらい
きみの 本当の声を
きいていないだろう

離れて暮らす 年老いた母へ
遠くから 想いを寄せても
一緒に 歩いてあげられない
のと同じように

小さな声が
する方へ
耳をそばだてる

聞きとれない程の
物音の先に 
明けていく朝がある




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