ちょこっと本音

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心の声をちょこっと文字に。

All for One (東京宝塚月組公演)

2017年09月06日 | 観劇徒然草

太陽王ルイ十四世は女だった!

という奇想天外の出来事で始まった「All for One」
小池先生の久しぶりのオリジナル作品。
荒唐無稽な作品がコミカルに描かれている。

ルイ十四世は男女の双子。
一人を捨てなければならないので、女の子を修道院においてこようとしたら、間違えて男の子の方を
捨ててしまった。
そしてその子は行方不明。
そのためルイ十四世は女の子が男の子の振りをして繕ってきた。
そのルイ十四世がダルタニアンと恋に落ちる・・・・。

そこへスペイン王室との結婚が策略され、ドタバタと。

ダルタニアン(珠城りょう)は安定した演技。
心地よい歌、レベルの高いトップだ。
そしてルイ十四世(愛希れいか)は、王(男)でいるときと女に戻る時の表情がくるくると変わり、
見ていて楽しいし巧い役者だと思う。
歌もいいし、久しぶりの可愛らしい実力派娘役だと思った。

また衣装がお洒落。
銃士隊の制服はなんとマントにいたるまでデニム。
ダルタニアンなどは、オフの時はダメージ・ジーンズ。

マザラン枢機卿による妨害があったりしても、結局双子の男の子が見つかり、
本当のルイ十四世として認められ、ダルタニアンとルイ十四世(女の子)の恋は
ハッピーエンドとなる。

あり得ないストーリーだけど、組のレベルが高いので、楽しくていい作品だった。
やっぱりトップの実力が組を引っ張ていくのだと思う。
そして社交ダンスに例えれば、この組のリーダーは(トップ)はいいパートナー(娘役)を得たと思う。
だからいい作品ができる。

で、お約束の一言。

やっぱり宝塚は楽しい!

今回公演のスイーツ



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