ちょこっと本音

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心の声をちょこっと文字に。

書店へ行く楽しみ

2015年11月20日 | myself

一人になってから、本を読む機会が増えた。
おもに昼休みの30分、通勤の帰りの電車で30分、休みの日にずーっと・・・・。
だから書店へいく回数も増える。
今までは、堂場舜一氏のシリーズをずっと読んでいたが、それが終わってしまったので、目についたのを買い乱読となる。

私が主に行く書店は高田馬場の芳林堂書店だ。
これは会社から近いので昼休みに行く。
そして、必ず2冊のまとめ買いをする。
今日も、西加奈子さんの「ふる」が目についたので手に取り、あとはやはり堂場舜一氏の新刊も買った。
そのほか池井戸潤氏の新作も欲しかったけれど、なぜか1回2冊までと決めているので、次回購入にまわすことにする。

御茶ノ水の丸善書店にもよく行く。
これは病院へいくのでそのついでに1か月に1回は寄るのだ。
書店が違うとレイアウトが違うので、同じ本でも違うように見えたり、今まで気づかなかった本を見つけたりと楽しい。

ここで西加奈子さんの「ふくわらい」を見つけた。
とても風変わりな編集者(育ち方が普通でない)の女の子が主人公で、彼女を取り巻く人々も一風変わっている。、でも読むのを止められない魅力のある本だった。
これを読んで、つぎもまた西加奈子さんの作品を読みたいと思ったのだ。

御茶ノ水の丸善では「千年の黙 異本源氏物語」も見つけた。
作家の森谷明子さんの作品は初めてだったが、源氏物語にひかれて買った。
中宮ご寵愛の猫が行方不明に・・・というところから始まり、実は源氏物語には世に出ていない巻が1つあるという推理小説になっている。

本の世界に入っている時間が楽しくて、電車の30分があっという間に過ぎる。
もう少しで終わりという時は、家へ帰って食事もそこそこに、読み切る。
そして面白かった本は、本当に胸が一杯というより、お腹が一杯になる感じだ。
しかし買ったはいいが、どうしても読めない本もなかにはある。
何がダメなのだろう。
作家の文体かもしれない。
どうしても受け入れられないものもあるのは事実だ。
だから新しい作家のものは買うのに勇気がいる。
いまのところ外れたのは1人だけ。
でも私の感覚からはずれただけれ、その人は人気作家なのだが。

これからも読み続け、お腹が一杯になる本には、どのくらい出会えるのだろう。
自分の好きな世界に入っていられる本を探すのは、そういう意味で楽しみだ。

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