ちょこっと本音

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心の声をちょこっと文字に。

金色の砂漠&雪華抄

2017年02月08日 | 観劇徒然草

もう終わったけれど・・・

観てきました、宝塚花組公演「金色の砂漠」&「雪華抄」。

なんの期待もせず、予習もせずに行ったのだけど、これが良かった!
宝塚もやればできるじゃないか。
今までの作品は何だったのか・・・と思わせるものだった。

最初はチョン、パッで幕があく、華やかな日本物。
毎年1月公演は日本物だった時はもう過去になっていたので、舞台に並んだ若衆姿が懐かしい。
そして松本悠里さんの久しぶりの踊り。
いつまでも綺麗で優雅な舞。
見とれてしまう。
もしかしたらボレロとかはないのか、と期待したけれど、それはなくちょっと残念。
あの桜のボレロの秀逸さはいまだかつてないと思う。
それでも日本物の美しさに酔いしれた。

金色の砂漠。
これも普通に観ているうちに、復讐が隠されていることがわかっていく。
そして、さらに深く人間の心理劇となり、芝居が進むにつれ、どんどん引き込まれていった。
最後はありきたりの終わり方ではなく、愛のためにみんなが死を選ぶのだが、その意外性が面白かった。
心情もよく描かれていたし、上田さんの作品は初めて観たが、これからが楽しみだ。

最近の何作品かはがっかりするものが多くて、もう宝塚は観ない・・・と思っていたのだが、こういう良い作品に出会うとまた観ようという単純な私。

やっぱり宝塚は面白い!!

 

コメント
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