ちょこっと本音

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心の声をちょこっと文字に。

落語カフェ

2014年06月22日 | myself

毎月1回行われている落語カフェ。
友達に誘われて初めて行った。
場所は神田古書センターの中の40人も入ればいっぱいのカフェ。
出演する噺家さんは橘屋文左衛門師匠。
生で落語を聞くのはこれで二度目。

最初にお弟子さんが前座ででる。
まだ若いので、声も大きく頑張っている。
前座が終わると真打登場。
顔は落語家らしからぬ強面。
最初は声も低く、ボソボソしゃべっているように思えたが、実はよく通っていて、ちゃんと一番後ろの席の私のところまで届いた。
1本目は勘定板という、江戸時代のトイレ事情の話。
田舎からでてきた旅人が、江戸の宿でトイレに行きたいが、田舎言葉での厠が江戸では伝わらなくて苦労する話。
どっかん、どっかんと大笑いして、休憩に入る。
2本目はタイトルは忘れたが、泥棒をだましたお妾さんの話。
お妾さんのところに泥棒が入り、料理や酒を飲む様子が絶妙。
あの強面顔(失礼)がお妾さんになると色っぽくなるのも面白い。
これもどっかん、どっかんと大笑いして終了。

そのあと師匠を囲んで飲み会があった。
神保町で土曜日で4時から飲める店があり、そこへ15人くらいなだれ込む。
弟子がここでは皆の飲み物や食べ物に気を遣い、こまごまとよく動く。
そういうファンクラブの集いみたいな時も弟子はファンに気を遣わなければならないらしい。
そこでひとしきり飲んでもまだ7時。
その上昨日は夏至なので、7時でもまだ明るい。
もう一軒行こうということになり、ぞろぞろと水道橋のほうに歩いていく。
弟子はここで先に帰った。
今は弟子といっても住み込みというのはめったになく、みんな通いらしい。
その上お給料もまだ十分にもらえず、お小遣い程度をもらうくらい。
だから、昨日のお弟子さんも貯金して生活費を貯めてから弟子に入ったらしい。
その上実家暮らしだから、まだいいほうらしい。

さて、2軒目。
15人も入れるところがなかなかなく、水道橋駅付近のラーメン屋のおじさんの呼び込みにつられて、ラーメン屋に入った。
ここが当たりで、ラーメンはお腹いっぱいなので食べられなかったが、つまみの種類が多くその上どれも美味しくて、また、来月ここを使おうということになった。
ここで2時間くらい過ごしてもまだ9時。
私もビールやらサワーやら結構飲んだが、早い時間にゆっくり飲んだせいか全然酔わなかった。
でも楽しい気分で家に帰れたので、いい一日だったといえる。

飲んだ勢いで、落語とライブというのが明日、上野の鈴本演芸場であるので、そのチケットまで買ってしまった。
なんだか最近遊び歩いている。
時間ができたというのが一番の原因だが、お金が続かなくなるから少し控えなくては。
でも、どうやら落語にはまってしまったらしい。

コメント
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