ちょこっと本音

自分のこと、趣味のこと、ダイエットのこと・・・
心の声をちょこっと文字に。

TAKARAZUKA花詩集100!!

2014年06月02日 | 観劇徒然草

今度は東京宝塚劇場での月組観劇。
現役生の記念公演で「花詩集100!!」という過去の名作を100周年記念用にアレンジしたものだ。
その前に「宝塚をどり」「プチ・ミュージカル 明日への指針」がある3本立てだった。
最近珍しい日本物、チョン、パッで舞台が明るくなるのも久しぶり。
100周年記念ということで、初舞台生の挨拶があった。
本当は村(宝塚大劇場)のみで口上があり、東京公演では初めてのこと。
初舞台生の口上はいつ以来聞いていないだろう。
マリコちゃん(麻路さきさん)のトップお披露目公演「国境のない地図」以来かもしれない。
久しぶりの日本物を堪能してからは、「プチ・ミュージカル 明日への指針」が始まる。
こういう短編もミネちゃんの退団公演以来かもしれない。
などと、昔とついつい比較してしまう。
そして、今回の目玉ともいうべき「花詩集100!!」
幕が開いてひっくり返りそうになった。
「花詩集」は、さすがに舞台を観ていないので、写真でしかしらないが、今回はとにかく衣装が派手で、私の期待していた舞台とはかけ離れていた。
外人のデザイナーに頼んだとか聞いたが、派手で奇抜で馴染めない。
なにしろ燕尾服とシルクハットがデフォルメされすぎていて、宝塚ではない。
片方の袖がバラをモチーフにしたレースがドーンとでていたり、シルクハットに至ってはカーブがつきすぎて、もはやシルクハットとは言い難い代物。
やはり白燕尾、黒燕尾とも正統派がいいし、それが宝塚らしい。
そして、その中に従来の衣装も混ざっている場面がいくつかあるので、全体の印象としてショーの中でつり合いがとれていない。
いくら100周年だといっても、やりすぎのような気がする。
宝塚は宝塚らしさをだして、なんぼのもんやと思っている私にとっては、このショーは、ちょっとぶっ飛びすぎだと思った。

この公演でひとつ救われたのは、娘役トップが美人で歌がうまいということ。昨今、少なくなった正統派美人だったので楽しめた。
それとほぼ全生徒によるラインダンスの見事さだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする