fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『ファミリーマップ』レビュー~ハコブネ*ブックス

2023年07月17日 | 自作紹介
 きむらともお さんという児童文学評論家が、ご自身のサイト「ハコブネ*ブックス」で、『ファミリーマップ』をご紹介くださいました。赤をクリックすると、サイトに飛びます。
 YAのサイトなので、私の本も初めて? あ、『俳句ステップ!』もご紹介いただいたことがあります。俳句を扱った本をまとめてのご紹介に入れていただいています。
 今回まるごと1冊、がっつりのご紹介で、光栄です。
 その洞察力のすばらしいこと。ぜひ、お読みください。

             

       

秋田市大雨

2023年07月16日 | 日記
 秋田は、台風の被害、大雨の被害が、これまであまりありませんでした。
 先日の大雨は、これまでなかったレベルだったと思います。
 わたしは、朝からテレビ、ツイッターで情報を必死に集めてました。
 秋田市の母がいる施設の近く、道路も冠水している映像が流れてきます。母に電話しましたが、普通に暮らしているようでした。昼食も普通にとり、職員の方は特別、災害に触れることは言ってないようです。不安にさせてはいけないという配慮かもしれません。
 母の部屋は二階なので、その点は安心でしたが、一階の方は大丈夫なのかなと心配でした。
 秋田市在住の井嶋敦子さんのお宅のほうは、停電になり、トイレも使用できなくなったと、ツイッターとブログで知ることができました。どうか、早く雨が止んでと祈るしかありません。
 友人ともラインでやりとりをし、無事を確認。
 ライフラインが確保できるかどうか、やはり重要ですね。
 きょう、雨が止みますように。ただそれを祈るのみ。

      

 農作物への影響も心配です。
 
      
 

ポンスケのベトナム旅行

2023年07月15日 | 日記


 ベトナムにいる娘一家に、荷物を一つ送りました。
 初めてだったので、いろいろ調べ、中身は全て書き出し申請。
 ところが向こうで、中身に書いた本の数が入っている数と違うということで、すんなり配達してもらえませんでした。もう一度入っている書名も出させられたのですが、向こうで受け取るためには1万2千円もかかると言われたそうで(送るのには、8千円かかっている)。それなら、中に大事なものはないので、もういいということになりました。
 で、処分されるのかと思ったら、このたび、うちにもどってきたわけです。

 はるばるベトナムへ行き、もどってきたその箱を見たら「あまからポンスケ」と・・。
 ぽんすけ、お前……となりました。

創作で一番大事にしてること!?

2023年07月14日 | 日記
 先日、日本児童文学者協会の児童文学学校の講師をしました。話す内容はあらかじめ用意してましたが、最後に質問タイムがあります。
 さあ、アドリブができない私、乗り切れるか? 思ってもいなかった質問出るだろうなあと思っていたら、やっぱり。
 
 創作で一番大事にしていることはなんでしょうか。
 はー。
 一瞬、起承転結とか、冒頭のつかみとか、キャラクターとかいう言葉が浮かびかけましたが、口から出たのは、「余白」とか「行間」でした。
 そして、話しながら、そうだった。余白や行間をすごく大事に思っていたんだと感じていました。最近は、そういうことをあまり考えなくなっていたんですね。でも、このことを忘れちゃいけない。思いださせていただき、有り難かったです。
 まあ、それじゃあ余白とは何か、行間とは何かと説明できるものでもないのですけどね。文学って、そういうものという気持ちがあります。もしかしたら、少し古い考えなのかも、ですが。

      

 散歩している土手から見える市民プール。
 三年ぶり? で水が入りました。

茗荷

2023年07月13日 | 自然観察
        

 庭の隅に、茗荷を植えてます。
 毎年10個くらいとれるかな。
 でも今年は豊作。20個くらいとれてます。

 刻んで、薬味にすると美味しい!

 花が咲いているのもまた、いいものです。

       

 もうないな。と思ってたら、ひょいっと見つかるときも、嬉しい。

「『頭がよくなる10の力』を伸ばすお話」16刷り(加藤純子監修)PHP研究所PHP研究所

2023年07月12日 | 自作紹介
         

 初版は、10年以上前。16刷りのご連絡をいただきました。
 毎年のように重版になっているアンソロジーです。
 有り難いです。
 単著のデビュー前にお声がけいただいたわけです。
 同様にデビュー前だった森くま堂さんや、現在も大活躍の森川成美さん、楠章子さん、現在童謡詩でご活躍のうたかいずみさん、などなど。
 私は有名な俳句を4句紹介したり、「カラスはなぜ感電しないか」という電気の話や、民話風の物語など5編書いてます。
 16刷りは、私の本では最高。単著でもこういうロングセラーが、あこがれです。いや、目指しましょう。
 

大河ドラマ「どうする家康」

2023年07月11日 | 日記
 今年も大河ドラマ「どうする家康?」楽しみに観ています。
 でも、築山事件の描き方は、さすがに「ないでしょ!」となりました。
 あの戦国時代に(生きてたわけじゃないけど)、女性が敵対している武将に手紙を出し、「奪い合うのではなく与え合うのです」とか言って、空砲を撃ち合って信長の目をくらます? ないでしょ。

 ただし!
 その次の回では、築山事件のマイナスイメージをくつがえしてあまりある、面白さでした!
 家康がふぬけのようになり、信長にこびを売る。信長の富士見物を盛り上げる。
 えびすくいの踊り、よかった! 松潤、存在感を示しました。

 昨年の「鎌倉殿の13人」でも、史実として残っているところと、そこをそのまま伝わるように、でも事実はこうだったとアレンジするのは、よかったです。「女城主直虎」がそうでした。
 私も、実は『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』で、それをやっています。
      
          
 アテルイは、資料として残っているのが、ほとんどないですけど、その残っているものも、一部その裏で別のことが~という流れにしています。先日、大谷選手のふるさと奥州市をテレビで取り上げ、藤原の郷や大谷選手と握手できるところなど出てましたが、アテルイや奈良平安時代の資料を展示している奥州市埋蔵文化センターが出なかったのが悔しい! 

 ともあれ、まあ、ドラマでは、いつか民放で、信長が女で、明智光秀と恋仲だったというのがありました。
 漫画では、もっといろいろあるんでしょう。
 「どうする家康」いよいよ本能寺の変。この時代は、やっぱり面白いです。
       

 ヘクソカズラ 漢字で書くと、屁糞葛。
       

『みちのく山のゆなな』発売になりました!

2023年07月10日 | 自作紹介
       

 すでに、少しずつ感想も届いています。
 東日本大震災に触れているところ、ご評価いただき、有り難いです。
 民話風ファンタジーの中に、不自然だはなく取り入れているつもりです。
 ぜひ、お読みください。

 ふるやまさんの絵も、少しご紹介。

      

     

 縦長だったり、横長だったり、みちのく山の世界を壮大に、そして楽しく描いてくださっています。

      

『木があつまれば、なんになる?』千葉県の課題図書になりました。

2023年07月09日 | 自作紹介
 第47回千葉県課題図書に『木があつまれば、なんになる?』が選定されていました。

           

 マリーニ・モンティーニさんのイラストがかわいいです!! 
 現実の生活からファンタジーへと入っていく。その入り方、そして戻り方を楽しんでもらいたいです。

 数年前の本なので、今はほとんど書店さんで見かけることはないのですが、こうして課題図書になると、また日の目を浴びるようで嬉しいです。千葉県の書店に出かけてみようかな(県の課題図書になると、その県では、だいたい帯を巻いて書店さんに平積みになります)。
 逆にいえば、一部のロングセラーの本以外は、割と早いサイクルで書店から姿を消すんですよね。そりゃあ、毎月たくさんの新刊が出ているわけなので、当たり前ですが・・。ロングセラー、憧れです。

 って、ぜいたくかな。ぜいたくだな。今も、こうして新刊を出せていて、ありがたいなと思います。
 併走してくださる編集者さん、営業の方、校正の方、書店さん、創作仲間、印刷所、取り次ぎ会社、画家さん、出版社さんの中では、海外出版の関係部署のあるところもあります(『家守神』『くもにアイロン』では、そういう部署から連絡があり)。そして、どこかで私の本を手にしてくださる読者の方、全てに感謝。ありがとうございます!!

(もっと、言えば、紙の本の場合、紙を作っている会社、インクを作っている会社、しおり紐を作っている会社などもあって、本ができます。しおり紐、最近ない本も多いですね。数年前に、ひおり紐を作る会社は1社しかないと聞いたことがあります)
 

夏の空 夏の雲 夏の富士

2023年07月08日 | 日記
 先日は、はじめましての方含めたランチ予定だったのに、アクシデントで、!パス。残念でした。
 数日間の夜、すっごい雷鳴でした。
 あんなにすごいのは、初めてかもという規模。
 どこかに落ちて、被害が出てるのでは? と思ったけど、翌日そういうニュースはありませんでした。

       

 まだ梅雨は明けてませんが、夏! という感じ。

      

 これはズームしています。富士山も山開きしました。雪はまったくありませんね。あ~たまとく~もの♪上に出し♪ と歌いたくなった景色でした。

『家守神③金色の爪と七不思議』台湾版

2023年07月07日 | 自作紹介
      

 『家守神③金色の爪と七不思議』の台湾版を送っていただきました。
 台湾の学校にも、きっと七不思議、ありますね。
 
 この開いたページのお蝶さんの姿、お気にいりです。
 長い封印から解き放たれ、でもその間においてきぼりになったのを取り戻そうと、学校に来て、休んでいる子の机の上で正座してるんです。この後、拓に「せめて椅子に座って」と言われ「だったら、少し椅子をひいておいて」と言い返します。お蝶さんは自分では物を動かすことはできないからです。
 そして金魚ちゃんは、「おらも学校さ行きて。お蝶姉さんばっかし、ずれえ」とすねるのです。

この『家守神』シリーズ、各巻は、それぞれ書くときに、二桁くらいは読んでるんですが、このたび、続けて読んでみました。おもしろい! 笑。
 夏休みに、一気読みしてくれるお子さんがいるといいな。

 先日、ツイッターのことを書いたのですが、新しいSNSもできるようですね。スレッズ?
 早速、登録したと、ツイッターの方に出してる方もいらっしゃいました。
 私は・・どうしようかな。

ツイッター、インスタ、そしてこのブログ

2023年07月06日 | あいさつ
 ツイッターがいろいろ変わってきて、離れることを考えてる方もいらっしゃるようです。
 月々の課金をすれば、長文を書けるとか? ツイート数閲覧数に制限がかかるとか?
 私の場合、以前ならフォローしている方全てのツイートがタイムラインに流れてたと思うのに、ここのところはそうでもない。あれ? あの方、最近見ない? と検索してみるとちゃんとツイートしている。タイムラインに上がる方と上がらない方、どういう基準で振り分けられているかが謎です。
 
 でも、このブログは一日一回と決めていて(なんとなくですが・・)、インスタは不定期。
 インスタは、フォローしてくださる中に、あきらかに怪しい外国人の方がいたり、ヘンテコなDMが来たり、フォローしてくださるのに、鍵アカだったりと、ちょっと信用できない部分があります。しっかり存じ上げている方や、知り合いじゃなくても、本好きみたいな方や美術関係の方のはいいんですけどね。
 私があまり写真をあげてないこともあり、ツイッターのフォロワー数の方がケタがひとつ多いし。
ツイッターは、そのとき思ったことをつぶやく感じ。ときに愚痴ったり。
 テレビを観ながら、感想をつぶやいたり。いいねをしていただいたり、レスをいただいたりのやりとりも、私の場合多すぎずちょうどいい。(フォロワー数の膨大な方は、ひとつひとつにお返事はできないだろうな)。ね、ね、そうだよね的です。
 あ、そうそう。時には、私「今学校では連絡帳を使ってますか?」とか、作品を書く上でよくわからない「今」の情報を集めます。すると、皆さんすぐに教えてくださるんですよ! 
 このブログは日記&記録。そして、公式のお知らせなので、やはり大事。
 ツイッターは、以前のものを探すのは大変(あ、これ何か保存の方法あるのかな)。
 当分今のまま、続けて様子を見ようと思っています。ツイッター、変わらないで!

                おしろい花。

日本児童文学者協会の子どもと読書の委員会・新ブログ~『ヘビくんブランコくん』

2023年07月05日 | 自作紹介
 日本児童文学者協会の子どもと読書の委員会が、新しいブログを開設。委員がお勧めの本を紹介します。
題して今の児童書 私の推し。赤をクリックすると、サイトに飛びます。
 その第1回になんと、『ヘビくんブランコくん』を選んでいただきました!! 
 ご紹介くださるのは、『くびびじんコンテスト』の作者、しめのゆきさんです!!

       

 大変光栄です! しめのさん、ありがとうございました!!
 自分もヘビくんの旅の仲間と言っていただけて、嬉しいです。
 

ベトナムの本屋さん~「くもにアイロン」

2023年07月04日 | 自作紹介
       

 これは、ベトナムの本屋さんです。
 日本の絵本が並んでますね。『ぐりとぐら』も。福音館書店の「こどものとも」のラインナップですね。
 ここに、「くもにアイロン」も並ぶ予定です。いつになるのかは、不明。年内ではあると思います。

         

『家守神』シリーズも、1巻はもう台湾で出ていると思うのですが、2,3巻は近いうち・・なのかな。
 
 国内での新刊の場合、ネットに情報が出るまで、ここには書かないようにしていますが、海外は、お話が決まったくらいのことをお伝えしてもいいように思います。だって、いつ発売なのかはっきりしないのですから。たぶん、1冊はいただけると思うけど・・。
 
 上のベトナムの本屋さんの写真は、娘に送ってもらいました。実は娘一家今、ベトナムにいるんです。
 なので、ベトナムで発売になるというのは、嬉しい。
 まだ絵本が日本ほどたくさん作られていなくて、1冊の単価も安いそうです。そう、なので収入的にはそんなでもないでしょう。いいんです。ベトナムの子が手にしてくれるかも、というのが嬉しい。

 この「くもにアイロン」、国内でも書籍化していただきたいなあ。山村浩二さんの絵、すっごくいいんですよ! 

『ひと箱本屋とひみつの友だち』赤羽じゅんこ(さ・え・ら書房)

2023年07月03日 | 本の紹介
          

 赤羽じゅんこさん、一週間前に新刊をご紹介したばかりなのに、さらにもう一冊。
 ひと箱本屋さん、このごろあちこちで見かけますね。
 本好きの女の子が、ひと箱本屋さんで、同じ小学生の子が書いた本に出会います。
 その本屋の主と友達になりたい! と手紙を書いて・・。
 さあ、ひみつの友だちとのやりとりが始まります。
 この後は書かないほうがいい。先入観なしで、ぜひ読んでいただきたいと思います。
 長い作家生活の中、こうしてどんどん本を出版されてらっしゃる様子、大変励まされますし、私もがんばろうと思いました。
 また、さ・え・ら書房さんは、『なみきビブリオバトル』シリーズで、大変お世話になった出版社さん。SDGSを題材にした社会的なテーマの本を続々出していらっしゃいますが、ビブリオバトルや図書館が舞台の本など、本をテーマの本も多いところです。

ぜひ、お読みください。