fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事の無断転用はお断りいたします

Information

『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

創作で一番大事にしてること!?

2023年07月14日 | 日記
 先日、日本児童文学者協会の児童文学学校の講師をしました。話す内容はあらかじめ用意してましたが、最後に質問タイムがあります。
 さあ、アドリブができない私、乗り切れるか? 思ってもいなかった質問出るだろうなあと思っていたら、やっぱり。
 
 創作で一番大事にしていることはなんでしょうか。
 はー。
 一瞬、起承転結とか、冒頭のつかみとか、キャラクターとかいう言葉が浮かびかけましたが、口から出たのは、「余白」とか「行間」でした。
 そして、話しながら、そうだった。余白や行間をすごく大事に思っていたんだと感じていました。最近は、そういうことをあまり考えなくなっていたんですね。でも、このことを忘れちゃいけない。思いださせていただき、有り難かったです。
 まあ、それじゃあ余白とは何か、行間とは何かと説明できるものでもないのですけどね。文学って、そういうものという気持ちがあります。もしかしたら、少し古い考えなのかも、ですが。

      

 散歩している土手から見える市民プール。
 三年ぶり? で水が入りました。