fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

ドナウ川の石

2023年07月02日 | 日記
          

 おみやげにいただきました。
 ドナウ川の石です! 白い線が素敵。水に濡らすと、また違うとか。

     

 他にも北海、アイスバッハ川、ヴルタヴァ川(モルダウ川)の石。
 
 たぶん、私は行くことはないんじゃないかと思うのですよ。なので、なおさら、嬉しいです。

 新刊『ファミリーマップ』で、よっちゃんに「川原の石は拾ってきちゃだめ」と言われたことがあると主人公は、新しく母になった小夜さんに言う場面があります。川原は戦場だった場合が多いから、という理由でした。これは以前どこかで読んだことがある迷信です。実際には私はしょっちゅう川原で石を拾っています。

 『君が、この本読んだなら』に納められている「パワーストーン」も、川原で石を拾う物語。

山開き~『みちのく山のゆなな』もうすぐ発売

2023年07月01日 | 日記
 きょうから7月。
 6月30日や7月1日が山開きのところが多いようです。
 これは、山の神様に、これから山に入らせてくださいとお願いする神事。

 以前、こういう質問を、辻桃子主宰にしたことがあります。
 雲海は夏の季語。でも今は山からだけではなく、飛行機からも雲海が見えます。飛行機から見える雲海も、季語としていいのでしょうか。と。すると、即座に答えてくださったのは。
 季語というのは、どんなものでも根底に神への畏敬がある。 
 山開きがそう。なので飛行機から見た雲海も、神はの畏敬があって使えばよし、と。

 自然への畏敬といってもいいのかなと思います。

 ということで、山神様の娘ゆななと、その一家、山の動物達の話、『みちのく山のゆなな』が、4日発売です。山開きの時期に発売になったのは偶然ですが、必然でもあったかも。

           

 ゆななの父である山神様は、ゆななの前ではだらしなかったり、うっかりだったり。でもいざというときは、堂々としています。みちのく山は地図にのってはいない山ですが、東北地方の他の山々も出てきます(いずれも、物語上での名前をつけていますが)。海神様も出てきますよ。

 よろしくお願いいたします。