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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。
秋田市の太平山の麓に窯場を構える田村一さんのオープン工房があるということで、友人と出かけてきました。友人宅にこの方の皿が一枚あり、あの白い皿の作家というだけの知識で出かけたときは、その皿のイメージから、女性作家と思っていたのです。ところがそこにいたのは、男性で……。
目の前に川が流れる自然に囲まれた工房。益子で修行し、3年前に秋田にもどり、創作を続けているそうです。白を基調とした磁器を見ているうちに、サマトラケのニケをなぜか思い浮かべていました。どこか天使を思わせる繊細で清楚な色と質感。(サマトラケのニケは、天使じゃないけど)
*田村さんのサイトを拝見したところ、この磁器の色を表現した文章に、雪原と雪原にできる影の青というくだりがあり、なるほどと思いました。根強いファンがたくさんいらっしゃるようです。
多少難アリのものを手軽なお値段で購入もでき、私もカップを一つ。友人は、壺と皿を購入。冷たいミントティのサービスもありました。蒸し暑かったので、嬉しいおもてなしでした。
遊び心(展示場的手作り小屋)
焼成温度の高い磁器には、陶器にない難しさなどもあることでしょうが、素人の私にはそこまでわかりません。写真左は素焼きのもの。右が焼き上がり。微妙な質感や色が出せずに残念です。
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と、相変わらず秋田ネタですが、14日から岩手にいました。で、今日は東京へもどります。でも、秋田岩手ネタが続くと思います。おつきあいくださいませ。