fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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図書館の親子

2012年11月10日 | 日記

                  

 秋田県立図書館に、このごろ行きます。先日は、連休の二日目、日曜日でした。エントランスホールは9時から開いているので、図書館開館10時までは、そこにいました。すると9時半くらいから、図書館前に列が少しずつできはじめるのです。ここには、中高生が勉強できるスペースの他、ビジネス支援コーナーがあり、パソコンの接続もできます。20席ほどのそこを私も使いたかったので、10分前には、その列に並びました。すると、前にいたのは、お母さんと3人の子ども達。図書館で本を借りるためだけだったら、並ぶ必要はありません。そこで、観察タイム10分間。

 館内には、A4サイズ以上のバッグの持ち込み禁止です。なので、子ども達はそれぞれ、教科書や問題集らしきものを抱えています。一番上のお兄ちゃんは中学生でしょう。ホライズンという英語の教科書と理科の問題集? 次男は小学校高学年? 残念ながら本の確認はできませんでした。末っ子は女の子で、小学校3年生。ローマ字の練習ノートと、3年という文字が見えました。この子は、他にも何冊も持っていて、「使うのだけ持って、あとはロッカーに入れてきなさい」とお母さんに言われています。「何冊持ってきたの? どんだけ勉強するんだか。嬉しいね」と笑いながら皮肉を言われていました。 

 すごい。朝から親子で勉強しに来るんだ! と、ひたすら感心した次第です。けっしてカリカリした感じではありませんでした。「11時半までね。遊びにいきたい」とお母さん、言っていましたし。 こうして「学ぶ」ことを身につけて育つことは、いいなと思いました。      

 

 図書館近くの公立中学校です。びっくりするほど、立派! 兄二人はこの中学に通いました。(当時の建物は普通の学校)私は、引っ越したわけではなく、別の公立中学でした。