学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

教師の目

2005-09-12 | 教育
ごみが落ちている。

昨日はなかった落書きがある。

窓ガラスの隅に小さなヒビがはいっている。

2日前から箒が出しっぱなしである。

子供の様子がいつもと違う。

学校のなかを普通に歩いているだけで,
とりたててじっくり見回るわけでもなく,
なんとなく見るともなく見ていて,
いつもと違うことに気づく。

「捨て目を利かす」というような言い方をすることもあるそうだが,
このような目をもっていることも,
地味ではあるが,教師の資質のひとつではある。

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2 Comments

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見ていないようで見ていること (七星 来人)
2005-09-13 21:50:18
教師にとって、『見ていないようで見ていること』って大事ですね。その積み重ねで『今までとのほんの小さな違い』を見つけることができますからね。

新任の頃は『ハイハイ』とやたらと元気な子にばかり目がいってましたが、年と共におとなしい子の動きが見ていないのに見えるようになってきました。

心の動きもそこから見つかることがあります。

教師の修業の大切な一つですよね。
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Unknown (madographos)
2005-09-13 23:08:56
>七星来人様。コメントありがとうございます。教師が,経験的に身につけているものを,徐々に掘り起こしていきたいと考えております。そのなかに,新しい教育へのヒントがあるのではないかなどと考えています。今後ともよろしくお願いします。
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