仮に,一人の教師が1単位時間(小学校45分・中・高校50分)の
授業をするのに,最低限,同じ時間(45分ないし50分)の教材研究が
必要であると仮定しよう。
さらに,その授業を振り返り検証する時間が最低限30分必要であると
仮定しよう。
小学校では,全科の授業を毎日行っているわけであるから,
週当たり持ち時間数は,学年によっても異なるであろうが,
だいたい20単位時間を越えるであろう。
中学校でも,最近では,20単位時間を越える授業をもっている
教師が多いであろう。
そうすると先の仮定に基づいて計算すると,
1単位時間の授業+1単位時間の教材研究+30分の授業後の検証
=120分ないし130分となる。
それが,週に20回分必要だから,
20回×120分ないし130分=2400分ないし2600分=40時間以上
すなわち,週40時間労働制のもとでは,
授業のことだけを純粋にやっているだけで,
週の労働は終らなければならないのである。
他のすべての校務その他子どもや保護者との対応は,
すべて超過勤務である。
すべからく教師は,
まじめに授業の準備をし,授業をし,
授業の振り返りをしただけで,
週当たり労働時間を超過するのである。
しかも調整手当だけで,残業とは算定されない。
このことを,まじめに議論する人はいないのだろうか?
授業をするのに,最低限,同じ時間(45分ないし50分)の教材研究が
必要であると仮定しよう。
さらに,その授業を振り返り検証する時間が最低限30分必要であると
仮定しよう。
小学校では,全科の授業を毎日行っているわけであるから,
週当たり持ち時間数は,学年によっても異なるであろうが,
だいたい20単位時間を越えるであろう。
中学校でも,最近では,20単位時間を越える授業をもっている
教師が多いであろう。
そうすると先の仮定に基づいて計算すると,
1単位時間の授業+1単位時間の教材研究+30分の授業後の検証
=120分ないし130分となる。
それが,週に20回分必要だから,
20回×120分ないし130分=2400分ないし2600分=40時間以上
すなわち,週40時間労働制のもとでは,
授業のことだけを純粋にやっているだけで,
週の労働は終らなければならないのである。
他のすべての校務その他子どもや保護者との対応は,
すべて超過勤務である。
すべからく教師は,
まじめに授業の準備をし,授業をし,
授業の振り返りをしただけで,
週当たり労働時間を超過するのである。
しかも調整手当だけで,残業とは算定されない。
このことを,まじめに議論する人はいないのだろうか?
この記述(考え)は、分かりやすいですね。
説得力がありますね。
僕のをTBしますが、これでは、うっかりすると押し付けになりますね。
生徒の日記のノートを集めて,見て,コメント付けて,返すなんて作業は,朝彼らが登校してから終礼までが勝負ですから,休み時間も給食時間も,トイレに行くのも忘れてペンを持つこともあります。
8時から4時頃までの仕事の密度の濃さは,ちょっとしたタレント並だと自分では思っています。
不満じゃないです。楽しいですから。
でも,「教師なんてヒマでしょ」って当たり前のように言われると,少し悲しくなるのです。
先生の教育にかける熱意が伝わってきます。
私は,もう少し時間の流れがゆったりしていれば,
もっといい実践ができるのに,
もっとじっくりと生徒の話を聞けるのに,
といつも思ってしまいます。
もっと少なく見積もって、10分で準備、10分で事後処理としても、1日4コマ担当していても、80分が必要です。ほとんど休憩するまもなく、給食やらの学級指導・会議や打ち合わせが終われば5時ですよ。
絶対におかしいですよね。
日本の政治家や大衆は本気で子供たちへ教育しようという気がないのだなと思ってしまいます。
依然として教員の過重労働の改善はなされません。