学校教育目標というものがある。
その学校の教育の根本の指針である。
ところが,この学校教育目標というものが
果たして機能しているのであろうか,はなはだ疑問である。
そもそも,その学校の教員や児童生徒が,
学校教育目標を覚えているだろうか。
もし,覚えていないとすれば,
その学校教育目標は無価値である。
なぜ,覚えていなければならないのか。
それは,学校教育目標が学校の根本の目標であり,
学校におけるすべての教育活動がその目標のもとに
行われなければならないからである。
なぜ,覚えられないか。
学校教育目標が,すべてを語っているからである。
だいたい,学校教育目標は,3項目であることが多い。
それはつまり,知と徳と体の健全な成長という,
学校教育そのものの意義と全く同じことを繰り返し
すべてにわたって述べているからである。
学校教育目標が,
「我が校は学校教育を行っています」という以上の内容を
ほとんど持ち得ていないから,覚えられないのである。
本来は,学校教育目標は,
その学校の独自性を示した行動規範であるべきだと思う。
その意味では,
学校教育目標が真に実効あるものとするためには,
次のような指針に従うのがよいと思う。
1.学校教育目標は,年々変えるべきものではない。
変えてよいのは年度目標である。それらをきちんと分けるべきである。
2,学校教育目標は,1項目とすべきである。
その下に,いくつかの実行項目が入るのはやむを得ない。
3,学校教育目標は,10文字以内とすべきである。
誰もが印象的に覚えているというのが何より大切である。
4.学校教育目標は,覚えるに値する印象的な言葉であるべきである。
5,学校教育目標は,校舎内の目に付く至るところに掲示されているべきである。
6.学校教育目標については,折に触れて児童生徒に語られるべきである。
7.学校教育目標は,校歌や校章にも反映されるのが望ましい。
そういった意味では,
公立学校より私立学校に,
新しい学校より古い学校に,
より印象的な学校教育目標が多いように思われる。
その学校の教育の根本の指針である。
ところが,この学校教育目標というものが
果たして機能しているのであろうか,はなはだ疑問である。
そもそも,その学校の教員や児童生徒が,
学校教育目標を覚えているだろうか。
もし,覚えていないとすれば,
その学校教育目標は無価値である。
なぜ,覚えていなければならないのか。
それは,学校教育目標が学校の根本の目標であり,
学校におけるすべての教育活動がその目標のもとに
行われなければならないからである。
なぜ,覚えられないか。
学校教育目標が,すべてを語っているからである。
だいたい,学校教育目標は,3項目であることが多い。
それはつまり,知と徳と体の健全な成長という,
学校教育そのものの意義と全く同じことを繰り返し
すべてにわたって述べているからである。
学校教育目標が,
「我が校は学校教育を行っています」という以上の内容を
ほとんど持ち得ていないから,覚えられないのである。
本来は,学校教育目標は,
その学校の独自性を示した行動規範であるべきだと思う。
その意味では,
学校教育目標が真に実効あるものとするためには,
次のような指針に従うのがよいと思う。
1.学校教育目標は,年々変えるべきものではない。
変えてよいのは年度目標である。それらをきちんと分けるべきである。
2,学校教育目標は,1項目とすべきである。
その下に,いくつかの実行項目が入るのはやむを得ない。
3,学校教育目標は,10文字以内とすべきである。
誰もが印象的に覚えているというのが何より大切である。
4.学校教育目標は,覚えるに値する印象的な言葉であるべきである。
5,学校教育目標は,校舎内の目に付く至るところに掲示されているべきである。
6.学校教育目標については,折に触れて児童生徒に語られるべきである。
7.学校教育目標は,校歌や校章にも反映されるのが望ましい。
そういった意味では,
公立学校より私立学校に,
新しい学校より古い学校に,
より印象的な学校教育目標が多いように思われる。
自分の自治体の小学校の教育目標が、どれも「夢をはぐくむ」とか「夢をかなえる」といった、夢がらみのものばかりで、どこか違和感を覚えていてネットを検索していました。そこで、madographosさんの「夢はかなうの欺瞞」の記事にたどり着きました。読んで、目から鱗が落ちた思いというか、とても深く共感いたしました。
やはり、学校教育目標はシンプルに誰もが覚えやすいというのは大事だと思います。弟の通っていた私立中学の教育目標(というよりモットーでしょうか)が「Be Gentle」で、すごくいいなあと思った記憶があります。
またブログ読みにきます!
すべてのレポートはこのような考え方でまとめるし、ブレーンストーミングするとき、司会者と初期担当に心がけて欲しい要求です。
ただし、目標だけでなく、すべての要求条件や状況の説明にもこの要望を適用するのです。これだけで大学生も創造性を開発できたし、工業科卒の高専生も大丈夫でした。
やはり根幹は似ているように感じました。しばらく続きの記事を楽しめそうです。ありがとうございます。