今の学校では,
小学校からコンピュータをつかった学習が行われている。
とくにインターネットを利用した調べ学習が盛んである。
ところが困ったことに,
インターネットの情報というのは,
コピー&ペーストが簡単にできる。
いくら引き写しはいけないと教えても
なかなかうまくいかない。
高校生でも自分の考えと他人の考えを
厳密に区別して考える力は十分ではない場合があるし,
情報の信憑性を判断する力は
大人でもなかなか怪しいものである。
幼いときからコンピュータに触れさせて
その面でのリテラシーを身につけさせようとするのは
一見もっともらしいようにみえるが,
実はかなり危険である。
むしろ小中学生の段階では
コンピュータを遠ざけて
もっと基礎的な情報処理の技能を,
本や実際の見学を通して十分に身につけさせ,
その上で,高校生ぐらいになってから
徐々にインターネットを利用させたほうが
安全なのではないだろうか。
学校だけでなく,
社会全体でそのような方針がとれればの話だが。
今のやり方では,どちらも中途半端で,
情報処理技能は
結局何も身につかないのではないか。
心配である。
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いくら引き写しはいけないと教えても
なかなかうまくいかない。
高校生でも自分の考えと他人の考えを
厳密に区別して考える力は十分ではない場合があるし,
情報の信憑性を判断する力は
大人でもなかなか怪しいものである。
幼いときからコンピュータに触れさせて
その面でのリテラシーを身につけさせようとするのは
一見もっともらしいようにみえるが,
実はかなり危険である。
むしろ小中学生の段階では
コンピュータを遠ざけて
もっと基礎的な情報処理の技能を,
本や実際の見学を通して十分に身につけさせ,
その上で,高校生ぐらいになってから
徐々にインターネットを利用させたほうが
安全なのではないだろうか。
学校だけでなく,
社会全体でそのような方針がとれればの話だが。
今のやり方では,どちらも中途半端で,
情報処理技能は
結局何も身につかないのではないか。
心配である。
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インターネットの調べ学習では、
ノートにえんぴつで記入させてから、
自分のコメントや感想をつけるようにしています。
コピー&ペーストして使う場合は、
引用したところは、色を変えなさい。
そして、URLやホームページの名前を
書いておくことを約束しています。
でもこれは、ごく一部の実践で、
まだまだ定着していないように思われます。
私自身も様々なセミナーで、学んだからです。
情報処理技能を身につけること。
私自身は、小学校の算数の九九と同じように、
タイピング、
ネットを使った検索、
ワープロ、プレゼンソフトの使用
は、当たり前の力となるだろうと考えています。
さて,おっしゃるとおり,まるまるコピーしてすべてごまかすというのは,ありそうですね。
確か,韓国では,「宿題サイト」とかがあって,それを丸ごと映せば宿題が終わるというのまであるそうです。
そうなると,「自分で考える」ことを忘れてしまうという非常に恐ろしいことになりかねません。
あと,そのような手法を覚えてしまうと,人の文書を勝手にパクル「著作権法違反」をしてしまうことにもなりかねません。
やはり,小学生の頃から,著作権ということも意識させる必要があるのかもしれませんね。
今のご時勢の「はやり」ですから、インターネットで調べると、何となく「調べ学習した」気になっちゃうところあるかもしれません。
同じクオリティだとしても図書館で調べたら「もうちょっとこうして」と指導されるものがインターネットだと何となく…みたいな。
コピー&ペーストは、積極的にやるべきだと思います。デジタルという手段の強みでもありますので。ただし「時と場合を、きちんと教える」という条件付だとは思いますが。
図書館で調べても本から引き写したりしますよね?でもそこで「自分の考え」「調べたこと」をちゃんと分けて書いて…みたいな学習は国語などでもやっているはずだと思います。
おんなじなんだと思います。でも今はまだ「なんとなく違うもの」みたいな扱いをされているところが危険なんだと思います。
その危険に気づかせる為に「あえて使わない」のもありだと思います。
ぶっちゃけ「そんなのインターネット使うなよ」みたいな調べ物の例は、たくさんあると思います。
「どの情報手段を選択するのか」というのも、情報教育の重要な柱だと思います。
これは同じく流行りのパワーポイント系にも言えますが。
長くてすいません。
中学校関係のブログをやっているので良かったら見に来てください~~~~