家族の空

21日のことですが、映画「空っぽの家」を鑑賞しました。

TIFFにて　

父が死に母ヌルジャンと3人の子どもが残され、長女フェリデは一家の大黒柱となるが
母は精神的に落ち込み、息子は反抗的で家を出てしまい フェリデは責任の重さに耐えかねて・・・

家族崩壊、家族再生というテーマでありがちながら
トルコ作品ということで お国柄が感じられる描写が興味深く見れましたね

父は不在、母は鬱気味、弟は反抗的、責任の大きい長女はどうするか・・・　
リアルに見せていくドラマ

淡々と展開していくし、面白味は薄いけど
普遍的な 人間を描いているなぁと

長女の苦悩、母親の存在、祖母の台詞など
女性の意味が特に強く感じられましたね

女性監督というのも大きいのかも

家族の不全から再生となるのか
その後の展開は・・・

どうラストを捉えるか
なかなかでした

パンフレット:1800円
　　　　　　TIFF公式パンフです
　　　　　　内容は微妙だけど 記念にね

私的評価:３
　　　　シリアスともいえるドラマで小品
　　　　引き込まれる展開はないけど、トルコ作品を見た意味はあるかも

上映後のQ＆A
監督が語った トルコでの女性の存在や、ラストの解釈など意義深かったです


それでは、また