masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

あるブログへのコメント

2011年03月07日 | ひとり言

「先生」と呼ばれることで自分は偉いんだと勘違いするんでしょうね・・・
世間知らずだから、生徒の事情を勘案することも無く一方的に自分の尺度で決め付けて断罪する。未熟な人が多いように思います。
相手が子どもだと思って見縊っているのか、相手が大人だったら絶対に言わないような思いやりの無い言葉を平気で発する人も多いしね。

※なので、コメント欄はクローズです(^^)v


増担保問題

2011年03月06日 | ガソリンスタンド

昨日の記事で出てきた「増担保問題」

一般的には「何のこと?」って感じだと思います。

ここを読んで下さっている方の中で、「掛け」でガソリンを購入されている方がどのくらいいらっしゃるのか分かりませんが、
商売をされている方には馴染みがあると思います。

◆掛 取 引◆
商品の売買には、現金ですぐに商品の受け払いする取引のほかに、
いつ支払うという事を約束して、先に商品のみを受け払いする取引もあります。
これを、掛取引といいます。(なじみの店で、つけにしといて!というやつです)
参照
http://www25.tok2.com/home2/masatoru/boki/main10.html 

通常、販売店は元売(※)から「掛け」でガソリンを仕入れます。
(※便宜上、ここでの説明は元売とします)

仕入れて、後で支払うお金を「買掛金」と言います。
「買掛金」の支払いは、月単位で、当店の場合ですと末〆の翌月末払いです。

★ひと口メモ★
この「買掛金」は、売った側には「売掛金」となり、両者の間では「買掛金額」=「売掛金額」となります。

元売は、その「売掛金」の2ヶ月分の「担保」を、われわれ販売店に対して求めます。

当店の場合は、店の敷地が根抵当として設定されていますが、販売店の中には、それを現金で元売に預けているところもあります。
(保証金のようなものですね)

ガソリンの仕切りが高くなると、当然「買掛金」の額も大きくなり、「担保不足」という事態が起こります。

※単価100円で月に100キロの仕入れだとすると、買掛金は1000万円
その2か月分で、2000万円の担保です。

その単価が150円になれば・・・
単純計算で、1000万円の担保不足というワケです。

2008年のガソリン高騰時、「担保の増額」を求められた販売店は多かったのではないでしょうか・・・

当店も、長年の信用取引(商取引というのは信用取引だと思うのです)があるにも関わらず、「担保の増額」を要求されました。

こうちゃんが「ガオーっ」と吼えたので、免れましたが(^^;v


元売は販売店からしっかり担保を取りますが、
もしも、われわれ販売店が掛売りのお客様に担保の要求をしたらどうでしょう?

「ふざけるな!!」
と一蹴されるのがオチでは無いでしょうか(^^;

だけど、こんなふざけた慣習が罷り通るのがこの業界なんです(--;



うちのような小さな販売店でも月に100万とか200万になる大口の掛売りの企業さまがあります。

平成の大不況で建築関連企業の倒産が増えた時期、連鎖倒産したガソリンスタンドも多いのです。

また、本来、倒産した企業が支払うべきガソリン税や軽油税といった税金は、ガソリンスタンドが肩代わりするような事になっており、
ガソリンスタンドという業種はまさにハイリスク、ローリターンなのですね・・・
ヤε- (´ー`*) フッ

その点、元売はわれわれ販売店(※)から、しっかりキッチリがっちりと「担保」を取っているので、販売店が倒産しても痛くも痒くも無いワケです。

因みに、
元売販社のGSは、既に全国展開されており、その人口カバー率は60%~70%にもなるらしい・・・

そら、元売はもう
「販売店を守ってやろう」なんて殊勝な考えは持ち合わせていない訳ですね
┐( -"-)┌...

・・・

■根抵当権(ねていとうけん)とは、
一定の範囲内の不特定の債権を極度額の範囲内において担保するために不動産上に設定された担保物権のことである。
(民法第398条の2第1項)これに対し、通常の抵当権(これを根抵当権と対比して普通抵当権と呼ぶことがある。)は特定の債権を被担保債権とする。
根抵当権は特定の債権を担保するものではないため付従性(附従性)がなく、継続的な取引関係にある当事者間に生じる債権を担保することに向いている。
参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%8A%B5%E5%BD%93%E6%A8%A9 


価格差?

2011年03月05日 | ガソリンスタンド

中東情勢の悪化で、仕切りの大幅値上げが続きます。


3/4 燃料油脂新聞より

【大阪】2月26日からの元売仕切り上げによって、近畿ではガソリン小売価格が大幅に上昇し、
2月末時点で一部レギュラーガソリンリットル147円の看板が登場している。

・・・
府内の業者は「税停止措置が視野に入ってきた」といい、
販売業界に適正利益を乗せることで税停止措置が適切に運用されるよう呼びかけている。

同業者は「26日の元売仕切り値上げで、
われわれ特約店の仕入れ価格は123円強、税込みでは129円強になった。
15円のマージンを乗せると小売価格は144円になる。

中東情勢は今後も予断を許さず・・・
・・・情勢いかんではガソリン160円販売が目の前に迫っている」と身構える。

一方、三者店のガソリン仕切りは消費税込みでリットル133円以上になっているところもあり
15円のマージンを確保すると販売価格は148円以上になる。

府内の三者店は
「小売価格160円まであとわずか。150円の販売価格で推移するより、早く一気に160円を超えてほしい」
と望んでいる。

ただ「仕切価格が急激に上がると資金繰りと増担保問題が発生する」

資金繰りは適正販売でなんとかしのげるが、増担保が困難になる。

しかし、
「中途半端に高い仕切価格が続くより一気に160円を越えてくれれば、暫定税率が停止され増担保問題も同時に解決する」

「真綿で首を絞められる状態より、160円乗せが一気に3ヶ月続いてほしい」
と切望している。

・・・・・・・・・・

3/4 「ぜんせき」より
福井の大手 廉売「シロ」で、周辺「怒り」と「落胆」

【福井】
公正取引委員会はこのほど、出光系大手・ミタニ(福井市)の販売価格に対して不当廉売に該当するか否かの判断を示した。

それによると9月の申告については〝注意勧告〟、11月の申告に関しては〝シロ〟となった。

この結果に対し申告業者に加えて、多くの周辺一般SSからも
「そんなバカなことがあってもいいのか。全国的にみても極めて異常な事態」
と怒りの声があがっている。

 事の発端は昨年6月から始まったミタニと地元PB業者との安値合戦にある。
周辺の一般SSは、この安値合戦に巻き込まれ、
販売量は激減。この状態が続くと「廃業に追い込まれる業者も出てくるのではないか」と懸念された。

 このため9月、11月と周辺業者から、ミタニによる不当廉売の調査依頼が出された。

11月分の調査依頼時には、「出光の仕切りは消費税別で113~4円程度と予想された」という。
しかしミタニは、メール会員に入会すると初回は、上看板の10円引きの109円。
しかも車検を受けた顧客は、1年間に限り10円引き、土・日曜も10円引きと「目に余るものがあり、
仕切りを下回っているのは確実」という見方が大半だった。

 しかし、公取委がシロの判定を下したため、周辺業者は一様に落胆している。

「公取委に対し、不信さえ感じる」と訴える。

公取委の判断では、仕切価格を下回っているという証拠がないという。
裏返して言えば、「証拠さえあればクロの決定をするというわけだ」。

 この確証を得るためには、同じ地区で、ミタニとほぼ同規模の出光系SSの仕切価格を示せばいいわけだが、
この地区はもともとミタニ以外の出光系SSが少なく、データを収集することはできないという。
このため関係者は「全国の出光系SSの支援があれば」と願う。

「差別対価であり、メーカーの責任を追及すべき」
との声も大きい。

3月2日の福井市を中心とした嶺北地区のセルフSSは139~142円が実勢価格。
一方のミタニは上看板が137円、現金会員価格で129円の看板を出している。
もちろん10円値引きも続いており、まさに天の裁きを待つしかないのだろうか。

・・・・・・・・・・

 ミタニは3月2日時点でも129円看板 が揚がっているらしい・・・。

上の大阪の記事で
われわれ特約店の仕入れ価格は123円強、税込みでは129円強になった。
と書いてある。

ミタニさんは
無料奉仕もイイトコですね(^^;

今日から又5円値上げなんだけど、このミタニさんとこは幾らの看板にしはるんかなぁ~?


それに、公取委の方々はみんな耄碌してはるんですかね?

>仕切価格を下回っているという証拠がないという

仕切りは公開
されているのと違いましたっけ?
そのくらいご存知のハズですよね?
出光は非公開なのかな?
そんなハズ無いよね?



しかし大阪の“15円マージン”は羨ましすぎ!!
周りに競合店が無いのかな?

「周りの価格を気にしてる場合じゃない。仕切価格の転嫁を躊躇うな!」
と業界の新聞には書かれているけど・・・

マージンを15円乗せると・・・
隣町の、同じマークの、同じような規模の販売店と、売り値が10円以上も開くことになるねんけど・・・

それって、消費者から見てどうかな?

(・・・いや、今でも6円開いてるねんけど、流石に10円以上の開きにはようせんよ・・・)

それに・・・
うちの店を利用してくれてるお客さんに対しても、
あんまり高いと、ナンカ知らん申し訳ないっていう気持ちにもなるしね

・・・

規制緩和による自由化、更に差別対価と業転による異常な価格競争で
「安値で買える」というメリットを(一部の)個人消費者にはもたらしました。

しかしその一方で、
高齢者や地域の個人商店、又企業といった産業界にも、
色んな意味で、「皺寄せ」が行っているのではないでしょうか?

PS
ガス欠で困ったことがある人も、皺寄せをくらった人だよ。

 


抱きしめたい

2011年03月04日 | ガソリンスタンドでの出来事

昨日からずっと吹雪いているけど積もることは無さそうなのは、やっぱり春が近いんだよね(^^)

だけどやっぱり今朝は灯油の配達依頼の電話が多くて、予定を書き込む帳面が埋まりかけ(^^;

今もすごい吹雪です。
こんなお天気のときは店頭はまぁヒマなんですが・・・

朝から2回、私はお客さんに謝りました。

ん?・・・人の不幸を喜んではいけませんよ(笑)

折角オイル交換に来てくれたのに、こうちゃんが留守でお断りしたからです(^^;
ふたりとも嫌な顔一つせず、「じゃあ、又来ます」と言ってくれました。

ん~~~ん♪
抱きしめたい!(≧∇≦)!!


若いふたりなので、こんなおばちゃんに抱きしめられたら2度と来てくれなくなりそうなので止めときますが((^┰^))ゞ ヘヘヘ


で、そう言いながら他所の店に行くんちゃうん?と思うでしょ?
それがね、本当に出直して来てくれるんですよ。

一人は掛け会員さんで、もう一人はフリ客。
どちらも、出直して来てくれるんですよ(*^^*)

もう、もう、ホントにありがたい。

・・・
・・・
・・・

てか、午前中にこんな日記記事をアップできるって・・・

どんだけヒマなんですか~~~(~~;

 


やっぱり

2011年03月03日 | ガソリンスタンド

2月12日の「地下タンク漏洩対策の義務化」における対象SSと工事内容にも書いたけど・・・

やっぱり、どうせやるならFRPとか、思い切ってタンク入替えとか!?やりたい気もする。。。

そんで、やっぱり「漏洩防止」が目的なら、年数に関係なく(強いて決めるなら一律30年以上とか)
タンク入替えにこそ補助金を出すべきだと思う。。。

現行の法規制は、どう考えても

「閉鎖させたいが為」の規制だとしか思えない。


そうで無いのなら

是非とも、供給不安地域か否かに関わらず補助金を受けられるようにしてほしいです。


PS
こうちゃんから物言いが付きました(汗)
「最後の2行が、ナンカ物乞いみたいでかっこ悪い・・」

でもネ、こうちゃん
補助金が無かったら、全額自己負担なんて絶対ムリなんだし、
今までの徴税施設としての貢献度等を考えたら、当然の要求だと、
私は思うよ。


消費生活

2011年03月02日 | ガソリンスタンド

現在はされていないようですが、以前、市の消費者センターが、毎月ガソリン小売価格の調査をされていました。

当初は何も考えず調査に協力していましたが、そのうちに調査の意図や目的に疑問を持つようになり、
2009年の春だったと思いますが、一通の手紙を市の消費生活センターへ送りました。

 

 

「石油業界の事情「業転玉(品確法)や新仕切り方式(一物多価)」について知っているのかどうか、
又、ガソリンスタンド過疎地問題も浮上してきている中、そういう事を抜きにして、
ただ単に表面的な「売価」だけに意識を向けている事は
片手落ちでは無いのか」

といった内容の手紙です。

その後、返事が無かったので電話で問い合わせたところ、

 

「業転や新仕切りについて全く知りませんでした。」

「国?から依頼された項目について(表面的に)価格を調査発表しているだけで、
業界内の問題については、当センターとしてノーコメント、ノータッチです。」

 

との事でした。

 

 

国民生活センターのHPには

「消費者が安全で安心な生活を営む為の」
「一人ひとりの消費者が安心した生活がおくれるよう」

といった文言が載っています。
http://www.kokusen.go.jp/hello/work.html

又、
「全国の消費生活センターをネットワークで結び、消費生活に関する相談の情報を収集しています」
とも記載されています。




私の手紙は、「消費者としての立場からのもの」ではありませんでしたが、

消費生活には密接に関係している事柄だと思います。



ENEOSの系列店が正規ルート以外の“業転玉”を仕入れて売る行為は、
「ENEOSのガソリン、灯油です」と言いながら、どこのものか分からない、
又はブレンドされたものを売っているという事です。



「コシヒカリです」と言いながら、それがブレンド米だった時には大騒ぎするのに、
何故ガソリンや灯油なら放置されるのでしょうか?


最近になってやっと、「給油難民」や「ガソリンスタンド過疎地」がテレビや新聞で報じられましたが、
その原因は表面的にしか取り上げてくれていません。

消費者にとっては、我々のような地場の三者店は、単に「価格競争に負けた」としか認識されないでしょう。


差別対価や業転、それを仕入れる系列店(浮気組み)の存在など、今までにテレビや新聞で報道されたことはありません。

それを世間の人が知ってくれれば、ここまで事態は酷くならなかったと思うのですが・・・
だけど、
元売は偉大なスポンサーですから仕方ありませんね。



でもそのせいで、割高仕入れを強いられてきた地場の三者店は、いわれの無い非難をずっと浴びて来たのです。

「何故、書くのか。」
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/e08fbe63dbf58a090625bf0437a83612