masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

何事もなかったかのようには・・・・

2019年03月19日 | ガソリンスタンド4

3月18日燃料油脂新聞より


2017年度 官公需契約件数849件
77件増も平時は安値調達 災害協定見直しが課題


災害時に自治体から重要インフラへの燃料供給を要請されても、地場SSと平時からの取引がないために、タンクの設置場所や油種、口径がわからず迅速に対応できないといった問題が発生していることなどが(平時からの取引が必要だとする)理由だ。





日曜・祭日の定休検討 社員アンケートでみえた“本音”




日曜輪番制復活へ 行政支援求める
有給取得義務化で環境整備



今は365日24時間営業のセルフもあるのだし、輪番制など求めずとも自店で定めれば良いのでは?
定休日が定着すれば、「明日休みやろ」って言いながら前日に給油に来て下さいますよ。
ガソリンスタンドが半減しているような今の時代、働き方改革もあるし、消費者の皆さんも理解してくださると思いますけど?

当店は30年以上前から日曜は定休日です。
何故日曜を定休日にしたのかというと、当時の社員さんたちが「友人と一緒に遊びたい」と言ったからだそうです。
社員がいなくなった今は「日曜日は休業」の理由





モラルハザード招く過剰な油外ノルマ


同業他社から移籍したスタッフだったが、“社長、なぜ釘を撒いておかないのですか”と聞かれた。
何のことかわからず詳しく聞いてみると“以前働いていたSSでは暇になるとSSの入り口に釘を撒いていた”という。

客が点検を頼むと、タイヤを外してから千枚通しでとどめを刺し「やっぱり駄目ですね。タイヤを交換しましょう」とタイヤを売りつける。

スタッフの話を聞いて驚愕したが、過度な油外ノルマに追われていたスタッフはその犯罪性や異常さに気付くことすらできなかったようだ。
地域密着で営業している地場のSSが同じことをすれば収益が上がるどころか致命傷になりかねない。



点検を口実にタイヤに傷を付ける手口は以前ネット上で目にしたことがあります。
そして、似たような話を以前雇用していた“同業他社から移籍したスタッフ”から実際に聞いたこともあります。
だから赤字なんですよ 2010年01月30日の記事です





高速道、4週連騰 ガソリン153円10銭 最高値は162円、最安値は143円





業転浮気買い解消の動き活発化 販売店もおおむね理解示す




今日19日の燃料油脂新聞社説のタイトルは、「元売仕切りに疑心暗鬼再び」。

***

早く完全に「系列店は系列仕入れで経営」(もちろん灯油も軽油も)となりますように。

他社買いしていた系列店が社会的にも何ら罰を受けることなく、“何事もなかったかのように”ーっていうのは、
個人的には面白くないけど・・・

兎にも角にも、「系列店は系列仕入れ」が当たり前になりますように。



P.S.

今日もこうちゃんは単価変更していません。
店頭現金会員価格143円のままです。

「近隣周辺他店より13円高く売っても(他社買いしていないから)粗利5円」

これを経験してきたから、余裕です。




2者店と3者店ではまだまだ大きな卸格差があるし、
系列店の他社買いだって完全に無くなっているわけじゃあない。

それでも現在の当店は余裕です。

つまり?


当店の近隣周辺同業者(系列店)は、
規制緩和直後から、
まだセルフもない時から、
どうして当店の仕入値同然の安値で売ることが出来たんでしょう?

宇〇美さんとかセキ〇ョウさんクラスの全国展開の大手2者店なら、当時から10円の差別対価があったかも知れませんけど。


近隣周辺同業者の(当店の仕入値同然の)安値が可能だった理由は、 定かではありません。

でも、

「13円高く売っても粗利5円」は、業転価格を基準にしたような市況が原因ということは間違いのない事実です。


5円の粗利では採算割れですから、
自己資産を食い潰し、社員を失い、配達用ローリーの台数を減らし、

夫婦喧嘩をし、否定形歯痛(仮面うつ)になり、給油客に逆切れもし、・・・ました。

本当なら(普通なら)私は店頭に出られない。

「痛い目に遭わしてやるからな!」といわれた時のことが不意に蘇るときがある。



でも営業を続けています。



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理不尽な卸格差、
世間に知らされることなく誤解されたまま店を畳んだ地場同業者がいます。

誤解が解けることを願っています。
誤解を解くための、このブログです。





系列回帰の動きくっきり

2019年03月19日 | ガソリンスタンド4

3月18日ぜんせきより

系列回帰の動きくっきり 石油協会2018年度SS経営実態調査(後編)


セルフ販売数量格差 フルの3.7倍

人手不足深刻化懸念 業界全体従業員数0.4万人減

セルフ・フルの経営実態 全油種とも粗利良化

系列仕入と系列外仕入れ 業転格差の縮小鮮明に

PBへの移行検討の有無 5年連続で前年下回る

今後の課題 最多は「後継者不足」 SSの事業承継依然厳しく




フルの月間販売数量が100キロリットルだとするとセルフは370キロリットル
燃油マージンは販売数量×〇円

3割台のセルフがフルの3.7倍の販売数量ということは、残った数量を6割台のフルが分け合う。


フルは発券店値付けカードが浸食を続ける

市況改善マージンアップの恩恵はセルフに



石油協会2018年度SS経営実態調査(前編)
苦境にあえぐ小規模事業者には荷が重すぎる供給責任








全国石油政治連盟 理事会で運動方針案固める  不当廉売「執行強化を」
※廉売を止めても、マージンが増えたとしても、 発券店値付けカードに切り替えられたら意味がない


北海道経産局・陸自が供給訓練  大規模停電想定し連携


「論説」前例を武器に官公需拡大へ