>将来への設備投資を含めるとマージン20円ほしいと、よく新聞記事で見かけるが、すでに将来を見据え設備投資が完了しているSSは、20円もいらないわけで優秀なセルフであれば5円で運営できる。
マージン大きくとっても10円で十分に運営できる。
20円ほしいと言っている系列運営者がかなうわけがない。
マージン20円論は絵に描いた餅です。
st31掲示板より
理屈で言えばその通りです。
確かに適正利益はその店ごとで違う。
月間販売数量が同じでも従業員の数が違えば人件費は大きい。
主力が燃料油か油外かの違いもある。(コストコ等の異業種が良い例)
でも全体のことを考えていない。
それに、
規制緩和以降の20年を、
恐らくそうしたセルフ等は、卸格差の“お蔭”で安値集客=量販に成功しているから言えることなのではないだろうか。
そして設備投資にしても、
創業以来、納めた税金よりも貰った税金の方が多いという・・・タイプ?
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/e91eede52fb64237ad09467b8b11aa54
でもまぁ
「皆で●●円マージンを!」なんて言ったところで実現不可能なことは確かですね(笑)
だから、
あとはもう、ほんとうのお客さんだけを相手にして、「やれるところまで」。
P.S.
こうちゃんからもひと言。
30円マージンは難しくても、20円マージンは実現しようと思えば簡単にできることや。現にちょっと前までそうやった。
だけど、
この20年で疲弊した販売店が、もし再投資して営業を続けて行こうとするなら、30円マージンが必要なんじゃないか。
3月1日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)
赤字SS比率38.5% 2年連続上昇
総販売量・売上高増加も粗利率低下
30年度版「経営実態調査」石油協会
低マージン販売に憤り 再投資可能な採算販売訴える
「値上げに取り組むものの低マージンのSSが少なくない。再投資のためにも適正マージンの確保に努めて欲しい」と指摘する地場業者の声は少なくない。
※
「マージンが足りなければもっと高く売れば良いじゃないか」と言う人がいました。
「卸格差が原因で、13円高く売っても、低マージンだ」と言っているのに、です。
「13円もの販売価格差が原因で大多数の顧客が流出した」とも言っているのに、です。
きっと頭が悪いんでしょうね。
地場店撤退続く 背景に進む過疎化、高齢化
宮崎県下は昨年末から好市況を維持している。
しかし複数の地場業者は撤退したり、撤退の検討を進めている。
後継者がいない、過疎化や高齢化が進む、投資するほどの資金はない、そして将来が見えないなどの要件がいぜんとして立ちはだかっているためだ。
年始から販売店が2ヵ所撤退している。
また「複数の販売店から廃業の相談を受けている」と明かす特約店幹部もいる。
多くの販売店が苦境のさなかにある。廃業やその検討は続きそうだ。
30年度愛知県内SS数 閉鎖30ヵ所程度か
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※
以下、夫婦の会話
ま、「うちは黒字やんなぁ?」
こ、「まぁ、そうや」
ま、「考えてみたらホンマこの商圏でよくやってこれたよね。業転にも手を出さないで。しかもmasumiさん途中で壊れて店潰れたらいいと思いながら店頭に出てたのに。 『こうちゃんが凄い』のひと言やな」
こ、「お客さんに恵まれていたんやろ」
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3月1日ぜんせきより
2018年度経営実態調査 1SS企業の41%が赤字 事業承継深刻化
※
全体でなら赤字比率は38.5%だけど、やはり1SS(小規模)ほど赤字比率が高くなるようです。
減販不安で“負の連鎖” 膨らむかぶり、経営を圧迫
生活、産業、地域を支える石油の力 SSの力
宮城県七ヶ宿町 地域おこし 得意の接客でゼロから出発