masumiノート

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デタラメな業界にウンザリしています。

2018年09月11日 | ガソリンスタンド4

st31掲示板より

>北海道の最大手元売販社の販売店知人によると
>[系列外玉の仕入れがあるから、ガソリンの配送は後回し。今後、浮気買いをしないと約束するなら配送する]と言われたそうです。





>系列マーク揚げながら普段は業転玉拾ってるお店が、災害など非常時に系列にオーダー押し込んで、「早く持って来い!」って叫んでも無茶ってもんでしょう。
>限られた届け先では全量引き取り先が優先されますわ。

>私が担当でも同じセリフ吐きますよ。


この、元売と販売店の関係
は、販売店と消費者の関係にも当てはまります。





>合わせて元売に、「今後全量入れますから、少しでも何とかなりませんか?」
>(嘘で構いません。担当替わればどうにでもなる。



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業転はもはや死語?

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全量系列仕入れを貫いてきた販売店はー


高値と言うだけで「暴利」「悪徳」と罵詈雑言を浴びせられ、

安値店に顧客が流出し、

7-8割の販売店が毎年600万円の赤字となり、
(当時の)全石連会長が「我々には業転以外生き残る術はないのか」と口にするような状況なかで、

時には1リッター18円も安い業転玉の出現を目の当たりにしても、


「世界情勢等で供給不安が起きれば、元売が継続的に供給を保証するとしている系列玉であっても、オイルショックの時と同じように元売は前年比何%と制限をかけてくるだろう。だからうちの店を信用して来てくれている“お客さん”のためにも業転玉を取るわけにはいかないのだ

そうやって店を続けてきたのです。



事後調整や特価、マージン保証等で優遇された仕入の特約店や、安い業転玉を仕入れている
店には分からないでしょうが、


どんなに苦しくても業転を取らずに身銭を切りながら全量系列仕入れを貫いている販売店にとって、自店で販売している燃料油は、個人事業主さんのコメントにもあったように、正に“血の一滴”。



店を続けて来られたのは、“お客さん”のお蔭です。

※“お客さん”というのは、窓を拭いてほしい時だけ、タイヤの空気圧を見てほしい時だけ、セルフでは買えない容器だけ、Tポイントの後付けが出来ないことくらいで文句を言うーそのような人達のことではありません。



もしも大震災が起きたとしたら、
その時まだ店を畳んでいなければ、血の一滴は、店の経営を支えてくれた“お客さん”にお分けしたい。

私はそう思っています。


***

これは2016年10月の地域住民への供給は当然でしょうか? で書いたものです。


オイルショックのときも、
阪神淡路大震災のときも、
休業した店がある中で、道路事情で元売のローリーが来ないときも、
自助努力で燃料を調達して供給を続けました。

でも、
今はもう従業員はいません。
70を過ぎた店主夫婦の二人だけです。

店主は配達に行きます。

暫定税率騒動のときも配達に行きました。
私が一人で店頭の給油作業をしました。

あんな思いは、もうコリゴリです。



最後の砦なんて御免蒙りたい。