masumiノート

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労働人口の減少

2017年09月23日 | ガソリンスタンド3

9月21日燃料油脂新聞より


JXTG・出光、2週連続値上げ

※販売価格ではなく、仕入れが値上がりしてます。





業転割れ目立つ
常滑市 ユニーオイル・コストコ 1年間のガソリン価格


4年前の「系列でも業転OK」という公取委の見解と、翌年の流通経路証明書導入。
それって結局こういうコト
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販売業者「公取さん、何とかして下さいよ」

公取「系列でも業転OKの見解を出してあげたじゃないですか。業転取れば良いじゃないですか」

販売業者「巨大元売になって締めつけが厳しいんです。今まで5割以上業転取っていたけど3割までと言われるんです。流通経路証明でどれだけ業転取ってるかも元売に知られてしまうし・・・」

公取「じゃあ全量業転仕入れが出来るように、マークを降ろすしかないのでは?」

販売業者「我々が業転取っても、それよりユニーオイルやコストコの単価の方が安いんですよ」

エネ庁「ボランタリーチェーンで業転玉を安く仕入れる努力をしなさい」「燃料油ではマージンが取れないのなら事業の多角化をしなさい。(過疎地はSSが1件になるか無くなったら補助事業で何とかするけど、)」

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「業転が地場系列店を救うことにはならない」「業転は一時凌ぎにしかならない」と書いてきた意味を、そろそろ理解してもらえるかと思います。






労務倒産 危険性高まる

車に乗る人口は減少しているが、SSの労働人口はそれ以上に減少している。
さらに十分な給与をスタッフに与えることができないSSも多い。
ガソリン末端価格は130円前後と安定しているが、SSを運営するには利益不足が否定できない。
多くのスタッフを抱えることが出来ない状況がある。

長らく価格競争を経験してきた現存しているSSは企業体質が強いところが多い。
燃料油販売以外にも事業の多角化や、灯油と軽油の配達業務、そして掛売顧客の管理などで地域に無くてはならないSSとして存在感を発揮している。

しかしスタッフ不足は、経営者に休息を与えない状態を招いている。

資金的ではなく、肉体的な疲労を訴える経営者が増えている。



こうちゃんは誕生日が来るたびに「1歳減っていくんや」なんて馬鹿なことを宣っているけれど(^▽^;
現実には若返るわけもなく、確実に肉体的にも老化が進行している...
と思う。

70を超えて、両手にペール缶や一斗缶を持って3階まで、何回も階段を上り下りしているのは凄いけど、
80になっても90になってもーというわけにはいくまい。


四捨五入したら70と60の夫婦が二人で朝から晩まで働いている店です。
連休は年始の3が日だけ。定休日の日曜日は野良仕事と家事で、(masumiさんは)平日より体を動かしている。



先日発券店値付けカードのイチゲンさんが、ゴミ捨てを断ったこうちゃんに言いました。

「他に車、来てないやん。何もせんと立ってはったやん(だからゴミくらい捨ててくれてもいいだろう)」

午前中は配達で汗をかき、午後から手掛けワックス洗車3台終わらせ、さっきまでラッシュだったー
なんて言ってもしょうがないから言わなかったけど。


発券店値付けカード客も、少量給油客も、昔と同じように全てのお客さんに同じサービスをしていたら、
それこそ身体が持たずに、店を畳むことになっているかも知れませんね。