masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

専門商社も驚く14○円

2014年11月20日 | ガソリンスタンド2


11月19日 ぜんせき (※青系文字がmasumi)

向かって右から
J本田142~145円に下げ
その下
近畿PB攻勢、実売140円も
「業転と系列の仕入れ格差が相当開いてきたのでは」
「仕切りが上がらなければ実質的には下げ。余剰分も含めこれから相当な安値が出てくる可能性もある」

格差拡大 市場2極化へ
・専門商社も驚く水準
・消費者の不信を懸念

仕切変動に関係なく、ただ値下げで集客を図るSSが増えている。(減販で)相当行き詰っているのではないか。

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日曜日149円の看板を掲げていたセルフは翌日には147円看板になっていたそうです。
そのあおりを受けて組合の支部長さんから「フルは159円で」と電話があり、(業転玉を取らずに)164円の販売価格でやっとこ粗利10円台にたどり着いていた当店はマタマタ粗利一桁台になりました。
それでも販売価格差は12円もあります。

いくら値段を気にしない、セルフは嫌いだという方でも、やはりリッター10円の差があると考えてしまうそうです。
当店のお客さんのラインは13円だと思っているのですが、このままではそのラインを超えてしまうかもしれません。
それを回避するためには業転玉で薄めるか、粗利を更に削るか・・・・

で、当店の場合化管法絡みで業転を取れないので、粗利を更に削るしか選択肢がないことになります。

ハーッハッハ(笑うしかありません)

またしばらく霞を食べながら耐えることに致します。

霞を食べるのは慣れてます(^^)v
思い起こせば17年前、市内にまだセルフが出来ていないとき、進出してきた広域大手(フル)が10円安い看板を掲げだしました。
(CAセルフになった店とはまた別の店です。その店も今では運営者が変わっております)
それからずーーーーーー---------------っと、適正利益を得てきてないです。


進出してきた2者店が「赤字でもうたまらん」と撤退しようとしたり(結果としてCAセルフになった)、
進出してきた大手広域業者が運営者交代となるほどの不毛な価格競争の中、
業転に手を出さずに、まだ生き延びてます。

そう、うちの努力は「忍耐」です。
ナンチャッテ(笑)
いやいや、冗談はさておき、

本当は「死にぞこない」です。


どういう運命のいたずらか、危機(機会)を2-3回超えてしまいました。
(1つはもちろん消防法改正、地下タンクです)

なので、多分・・・しぶとい(^▽^;
こうちゃんの胃はボロボロかも知れないけど



それはそうと、減販で行き詰って 焦って値段を下げて集客しようとされたお店は、ちゃんと効果があったんでしょうか?

値段は下げたわ、数量は増えないわ、では、
自分で自分の首を絞めただけのハナシになりますけど?


ハーッハッハ...ハックション。
おお寒っ、冷えて来ましたね。
皆様も風邪引かないようにね(^^)/

今日も一日お疲れ様でした☆


「お手伝い給油」のセルフとノーサービスのフル

2014年11月20日 | ガソリンスタンド2

格差最大20円 消費者不信を危惧


※この格差はフルとセルフではなく、セルフとセルフとあります。

11月19日 燃料油脂新聞

給油スタイル進化


福岡、熊本県下に7SSを展開するアイビー石油(※)はフルでありながら顧客自身がその都度給油方法を選択するクイックチャージを行って好評だそうです。
相光石油は、セルフ並の価格の安さを求める顧客が相次いだことで、今年夏から店によって人員を削減しノーサービス(給油のみサービス)を実施。

またセルフSSで多く見られる「お手伝い給油」も浸透しつつあるそうです。

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「セルフって人員削減して客が自分で給油することで値段を安くするってハナシだったけど、スタッフの数もフルより多いセルフとかあるし、そうかと思えばセルフより値段が安いフルがあるけど、どうなってるの?」

消費者も何が何だか分からないでしょうね。

業界にいるmasumiさんにもワケワカメです(汗)

「お手伝い給油」って何ですか?

もしも当店がお客さんからセルフ並の価格の安さを求められたとしても、仕入れ値がセルフの売り値なんですから、お客さんの要求にお応えすることは不可能です。
人員削減とかサービス云々以前の問題です。



地場の1SS零細業者とは違い、数店舗経営の中小SSは消費者のニーズに対応できる“余裕”があって羨ましいですね。

因みに、窓を拭いてくれるセルフは大手特約店(2者店)です。



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(※)アイビー石油さんは有名です。

規制緩和以前の景気の良かった時代、周りのスタンドより常に1リットル10円~15円高い価格設定でも、売り上げも油外も好調に収益を伸ばし、「顧客満足より従業員満足」をモットーにアルバイトでも社員旅行(海外)に連れていくような企業でした。
セルフの台頭で一時は落ち込んでいた数量がクイックチャージを導入して持ち直したそうです。
社長さんはセミナーの講師として今も活躍されています。