masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

よっしゃー(^^)☆♪

2014年11月06日 | ひとり言

自分のお財布からお支払いしてくれるお客さんが増えている。
数か月前から来てくれるようになった数名の人が定着した。

まだ表情の硬い人が約2名いるから、ほぐれていくように心掛けて接客しよう(^^)


SS減らしの青写真に沿って

2014年11月06日 | ガソリンスタンド2

ガソリンスタンドはこれからも減るでしょう。

SS店舗数2万店(1万店?)計画まで、まだ相当数のガソリンスタンドが残っている。

***


月刊ガソリンスタンド11月号 「はみだしオイルマンの裏読みSS経営学」より

エネ庁による平成27年度予算獲得に向けた概算要求の発表をみた。
しかし「サプライチェーンの維持強化」というのは建前であって、本音は20年前だか30年前だかに描かれた「SS減らしの青写真」に沿った展開なのではないだろうか。
総額116.4億円とは言うのだが、これではSS経営が改善することはなさそうだ。
(税金の使い方・・・)

・・・・・

27年度概算要求金額 ( )内は26年度予算額

1.災害に強く、地域の実情に応じたサプライチェーンの維持強化に45億円 (44億円)
2.将来に向けた経営基盤の強化に22.8億円 (12.5億円)
3.公正・透明な競争環境の整備に2.4億円 (同額)
4.石油製品の品質確保に15億円 (同額)
5.その他(離島支援)に31.2億円

総額116.4億円は前年度より11.3億円も多い。

しかし、業界アナリストの麻生さんは次のように書いておられます。

「中身を見たら、相当お粗末な内容と言わざるを得ない」

理由は、
サプライチェーンの維持強化”について全体で45億円でも、漏洩防止対策で利用できるのは3億円程度のようで、
平成26年度は「漏洩防止対策」が補正予算に盛り込まれたこともあり87億円もの大型予算がついていることを考えると、極端な仕打ちとしか言いようがない。
サプライチェーンの維持強化に45億円と言われても、その中心となっているのは地下タンクの撤去(給油所の撤去)であり、そこに主軸が置かれているのではないだろうかという疑いしかない。-とあります。

公正・透明な競争環境の整備も、単に石油製品価格をモニタリングするだけのようですし(税金の無駄遣い)

分かってはいたことですが、やはりお上が助けるのは2者店までになりそうです。


とにかく以前からと同じで、
青写真に沿って(?)
「弱者を切り捨てて、力のあるものに手を貸す」という感じは否めません。

お上が減らしたいのは小口配達を担い続けてきた地場3者店のようです。



そもそも補助金がなければ生存できないことが異常です。


規制緩和以前にも仕切り格差はあったわけで、2者店より3者店の仕入れ値は高かったわけで、
それでも店によっては3者店の方が経営状態は良かったわけです。

2者店より高い仕入れ値でも、2者店と同じ値段で販売出来ていました。
(談合?で2者店は粗利幅を確保出来ていたわけです)


3者店より多い粗利の上に胡坐をかいていた2者店も多いなかで、地場3者店は経営努力で2者店にも負けない利益を上げていました。

前記事の灯油配達でもそうです。
JA(農協)は100リッター以上の前日注文ですが、地場3者店はポリ容器1つでも即日配達を行い、配達先でのちょっとした頼み事なんかも聞いてあげたり、ポリ容器も玄関先でお終いではなく頼まれれば2階まで運んだりもしました。
(masumiさんではなく、当時の社員さんたちが、です)

町工場での工業用潤滑油なんかもそうです。
相談に乗れるように潤滑油メーカーの担当者に教えを乞い知識の習得にも励みました。
(masumiさんではなく、こうちゃんがですよ(^^;念の為(^^;)

小回りを利かせて、それだけ働きました。
全国にそういう3者店は多かったと思います。

仕切り格差があるなかでの価格競争が15年以上続いていても、当店が業転玉を取らなくても営業を続けていられるのはそのおかげだと思います。


3円とか5円の仕入れ格差では3者店は2者店に負けません。



しかし、
今は業転玉を全量仕入れたとしても同じ値段で販売できないほどの仕入れ格差があります。

11月6日の燃料油脂新聞に「販売価格差20円近くに(茨城)」という記事がありました。


そしてー
ガソリンスタンドは減り続けています。



9月末時点 元売系列SS数 2万5644ヶ所
 11月6日燃料油脂新聞より 

3月末比の減少数(※系列としての減少数です)
減少数最大がJX日鉱日石エネルギー 105ヶ所減少
次いで、EMGマーケティング 77ヶ所減少

昭和シェル石油 65ヶ所減少
出光興産 24ヶ所減少
キグナス石油は1ヵ所増




平成26年9月末時点での系列SS数は2万5644ヶ所
平成24年3月末時点の系列SS数は3万7743ヶ所でした。



















灯油

2014年11月06日 | ガソリンスタンド2

昼間は温かくても朝晩めっきり冷えて来て、当店にも灯油を買いに来られる方がチラホラいらっしゃいます。
12月から3月末までは当店をご利用なさらない方々も、この時期には徒歩や自転車で灯油を買い求めに来店されます。
(嫌味で書いているのではありません)
車があればセルフかホームセンターに行かれるのでしょうが、
11月はまだ巡回業者が回って来ないのでー。
(※訂正です。11月から回ってました^^; 当店に買いに来られるのはその曜日まで待てない方ですね^^;)



10年程前まで、当店では2台の灯油配達用ローリーで地域への灯油供給を担っていました。
もちろん中には「相性」や「義理」などの理由で、他店から配達して貰っているお宅もありましたが、ドラム缶やボイラー、ポリ容器、数量の多い少ないに関係なく、電話があれば即日配達をモットーに冬場は朝から晩までフル稼働で「今日中に全部回り切れるかな?」と心配しなければならないくらいでした。


規制緩和で灯油の巡回業者が地域を回るようになると、
配達先でも店頭でも「高い」と言われ、灯油の顧客もどんどん離れていきました。

ただ、巡回業者は週に1回、決まった時間にしか来ません。
共働き家庭など、その時間帯に留守にしている家庭の灯油配達の注文はまだ続いていました。

しかしホームセンターやセルフの台頭でそういった家庭からの注文もなくなりました。

配達だけでなく、店頭での販売量も激減です。


さらに過当競争でそれまで他店の商圏を侵すようなことはしないという暗黙のルール(?)を破る同業者が現れました。
2者店などは仕入れ値の優位性を利用して、或は業転価格を基にした値段で、大口の企業や家庭へ「営業」を掛けるようになりました。

当時の私はまだ知らなかったのですが、実は灯油など揮発油以外の油は競争が激化する以前から業転玉で薄めて粗利を稼ぐ販売店があったのです。



量の多少に拘わらず行えていた配達も、それは量の多い顧客がいたからこそ可能だったとも言えます。
注文の電話があれば即日配達が可能だったのも、一日中それこそ巡回業者のようにローリーが稼働していたからです。


ポリ容器2つの配達、その1軒のために往復1時間弱。その粗利は(利益ではなく粗利です)約500円です。
人件費、燃料代・・・出ますか?

利益が出るように価格設定すればいいと思われるかも知れませんが、
業転玉より常に10円高い系列100%仕入れでの設定価格は、既に他店よりかなりの高値です。

そして、そういう小口配達先というのは高齢者宅が多いです・・・。

そういう家庭にこそ安値で届けられることが望ましいのに、

現実はその逆だから腹が立つ。