セルフだけど窓も拭きます。空気圧点検も欠かしません。ときにはお客様に代わって給油キャップを締めてあげることもあります。
他のセルフでは行っていないような“しんどい作業”を行っているからこそ、お客さまも我々の存在を認めてくれ、耳を傾けてくれる・・・
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「油外収益を伸ばしている」というお店の方の、この文章を目にしたとき、単純なmasumiさんは「凄いなぁ~、偉いなぁ~」と感心しました。
そして「この本見てたら落ち込むわぁ...他所のお店が偉くて...」と、こうちゃんに言いました。
でもその夜、ベッドの中でフト思いました。
「それやったら、何でセルフにしはったんやろ?」
翌朝、もう一度その記事に目を通しましたらば、
何だ(^^;
直営店が56ヶ所もある、(商社みたいな?)2者店じゃん。
多分あれだよね?
支払った税金より貰った補助金の方が多いっていうクラスの?
安値看板で集客して油外で利益を出すタイプの?
考えてみたら地場の3者店だって規制緩和以前は そういう“フルサービス”を、“しんどい作業”なんて思わずに当たり前にやっていたよね。
そうだよ。お昼も休憩も取れないくらい忙しくて、社員の男の子がオイル交換しながら 「しゃちょ~、もうお客さんええわ~、シンドーイ」、って音を上げることはあっても、
窓拭きや空気圧などの作業を しんどい作業だなんて、思いもしなかったよね。
みんな当たり前にやってた。
だから油外も「おまけ」で、どんどん上がってた。
“しんどい作業”を、“してあげてます”、かぁ・・・。
そうだよね。偉いよね。
油外、あげなきゃいけないもんね。
うちはもう、しんどい思いをさせてもらうだけの体力もない体質になってしもて、
お客さんの温情で息をさせてもろてます。